今年もあとわずか。年末までに片づけや断捨離をしたい!という人も多いと思いますが、12月から始めると時間がなくなってしまいがち。片づけた後の処分まで考えると早めに行うのがベターです。
そこで家事やマネーの達人に、11月から片づけ・整理整頓を始めるとどんなメリットがあるのか教えてもらいました!
段階的な衣替え&クローゼット整理でスペースが生まれる!

12月になるとぐっと気温が下がります。地域にもよりますが、
11月中にクローゼットに残っていた半そでの衣類を長そでに入れ替えたり、セーターを出したり、段階的に衣替えを。ついでにクローゼットの整理もすれば、スペースも生まれて一石二鳥です。
着なくなった服は1カ所に保管→時間があるときにリサイクルへ
不要な服は状態がよければ、フリマアプリなどに出品してリサイクルへ。捨てるよりエコだし、少額でも換金できればお得です。
クローゼットの隅などに袋を置いて気づいたときに入れておくと、時間があるときにすぐリサイクルに回せます。
12月~3月のリサイクルは春先のセレモニー服が人気
冬にリサイクルショップで衣類を売るなら、
冬服のほかに卒入学式用の服も需要が多く、高めに買い取ってもらえる傾向が。シーズンオフの夏物は春以降に売るほうが、値がつく可能性が高くなります。
掃除や片づけは2〜3回に分散を。予備日もつくるとよし

掃除や片づけを1日ですませようとすると体力的にハードだし、終わらないことも。
数日に分散し、通常の家事や予定の合間にするくらいのほうが気楽にできます。急に予定が入ることも考慮し、
予備日もつくっておきましょう。11月から余裕を持って進めれば、気持ちや時間、お財布にゆとりができますよ!参考にしてみて。
教えてくれたのは……①和田由貴さん
消費生活アドバイザー。暮らしや家事の専門家として、「無理をしないで楽
しく」をモットーに、快適と節約を両立した賢い節約生活を提唱。著書に『即実践! 即効果! 節約のプロがおしえる家計防衛術』(辰巳出版)など。
教えてくれたのは……②藤原千秋さん
住生活ジャーナリスト。日常生活ですぐに実践できる暮らしまわりに関する記事の執筆、メディア監修、企業のアドバイザーなどに携わる。共著・監修に『きほんから新発想まで 家事ずかん750』(朝日新聞出版)など。