お祝いでもらった品や、心のこもった手作りの贈り物。
大切にしたい気持ちはあるけれど、ずっと手元に置いておくのが難しいこともありますよね。
贈られたのは「物」ではなく、「気持ち」。手放しても、その人とのつながりまで消えてしまうわけではありません。
今回は、物にしばられず、気持ちと物を整理するヒントをお届けします。
捨てコツ➀ 写真に撮って、「思い」だけ残す

見るたびにその人のことを思い出したり、心がなごんだりするものであれば、大切な思い出として残しましょう。
スペースに入りきらない場合は、写真に撮って残す方法も。
捨てコツ② もらったものを手放しても「薄情な人」にはならない
贈り主の気持ちを受け取ればそれで充分。むしろ物が重荷になって感謝の気持ちが薄れてしまうようなら潔く処分を。
記念品やおみやげなどの「配りもの」であれば、なおさら罪悪感を覚える必要なし。
物は手放しても、感謝の気持ちはずっと心の中に残るもの。
大切な人とのつながりを想いながら、自分らしく、心地よい暮らしを整えていきましょう。
教えてくれたのは……
すはら ひろこさん
片づく収納プランナー、整理収納アドバイザー、一級建築士、インテリアコーディネーター。幅広い知識と豊富な経験に基づいた片づけ術に定評がある。近著は『1カ月でスッキリ! すはら式捨て方』(宝島社)。