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夏の食中毒を防ぐために知っておきたい!『夏弁当の基本ルール6』【プロが指南する対策】

2024.07.21

猛暑続きで、気になるのは食材のいたみ。
とくに、食べるまでに時間があいてしまうお弁当は、いつもの食事以上に食中毒が心配ですよね。

見た目や味にこだわっても、食中毒にかかってしまったら大変……! 

そこで今回は、食品の安全と衛生管理のプロ・公益社団法人日本食品衛生協会のアドバイスのもと、まずは覚えておきたい、食中毒を防ぐための基本ルールをご紹介。きちんと対策してお弁当タイムを楽しみましょう。


夏のお弁当対策『6つの基本ルール』

ルール①ご飯やおかずはさましてから詰める

ご飯やおかずを温かいまま弁当箱に詰めると、内部やふたに水滴がついて菌が増殖しやすくなります。バットや皿に広げて湯気が出なくなるまでしっかりさまして。汁けの多いおかずは、ペーパータオルにのせるなどしましょう。

ルール②冷蔵保存のおかずは必ず再加熱する

冷蔵室に保存した前日のおかずや、作り置き常備菜を入れる場合は、電子レンジなどで再加熱し、手早く冷ましてから詰めましょう。十分に加熱することで、保存中に増えた雑菌を減らすことができます。

ルール③おかずはとにかく仕切る

おかずどうしが混ざると、汁けや塩分で傷みやすくなるので、1種類ずつカップで仕切って。夏場はシリコン製のカップではなく、使い捨てカップを使用した方がベター。

ルール④素手でさわらない 

人の手指には「黄色ブドウ球菌」が存在するため、素手でさわると食中毒のリスクが高まります。おにぎりはラップに包んでにぎる、おかずを詰めるときは清潔な菜箸を使うなどして。調理前に石けんなどを使ってしっかり手洗いするのも忘れずに!

ルール⑤お弁当箱は定期的に消毒&よく乾かす

お弁当箱は、毎回パッキンをはずし、四隅までしっかり洗うこと。熱湯をかけたり、塩素系漂白剤で消毒するなどして清潔に保ちましょう。洗ったあとは、しっかり乾かすのもポイント。お弁当箱を2つ用意し、完全に乾いたものを使う方法もおすすめです。

塩素臭を低減した無臭性タイプ。直接口をつける水筒やお弁当箱などにも使いやすい。

●キッチン泡ハイター 無臭性 ハンディスプレー 385円(編集部調べ)/花王 ☎0120-165-693

ルール⑥保冷剤は「上」に置く

持ち運び時には保冷剤や保冷バッグを活用しましょう。冷たい空気は下に流れるので、保冷材はお弁当箱の上に置くのが正解。特に気温が高い日は、保冷剤で上下をはさむようにすると効果的です。

なお、市販の「自然解凍OK」の冷凍食品は、衛生管理を徹底して製造されたもの。自家製の冷凍おかずを凍ったまま詰めるのはいたみやすいので、避けましょう。

ちょっとした気遣いで食中毒のリスクを下げられます。さっそく今日から実践してみて!

取材協力/公益社団法人日本食品衛生協会 撮影/佐山順丸 イラスト/香川尚子 スタイリング/下條絵美 原文/太田順子 文/池田なるみ

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