
2016.06.14
えびフライやとんカツ、カキフライなどの揚げものは、子どもから大人まで大人気のメニュー! でも作る側にとってはハードルが高いんですよねぇ……。なにせ、ころもつけが小麦粉、卵、パン粉と3段階に分かれているので、バットを数枚用意して広い調理スペースを確保しなければならないし、調理中は手も汚れる、洗いものも多い……とやりたくなくなる要素が満載です。
今日はそんな「フライのころもつけ」をぐっとラクにする方法をご紹介します! ポイントはペーパータオルと小さめのボール。2~4人分の揚げものなら、この方法で問題なくいけちゃいます。ではさっそくその手順をご覧ください♪
【1】まな板の上にペーパータオルを敷き、素材を並べて塩、こしょうなどの下味をふります。続けて小麦粉をふり、素材全体にまぶしつけます。
第一のハードル、小麦粉つけはペーパータオルのうえでやってしまいましょう。作業が終わったらペーパータオルを捨てるだけ。ベタベタのまな板を洗わなくてすみます!
【2】小さめのボールに卵を溶き、素材をくぐらせます。卵がたりなそうなときは、水適宜でのばして。
もっと短縮したいときは、小麦粉と溶き卵を混ぜてつけてもOK。どろっとした濃度にすることが大事なので、溶き卵1個分に対し小麦粉大さじ3~4を目安に入れ、泡だて器でなめらかになるまで混ぜましょう。
【3】別のボールにパン粉を入れ、素材にまぶしつけます。バットでやると、パン粉が少なくなるとかき集めなくてはなりませんが、ボールならそんな必要もなく、道具がコンパクトになるので洗いものもラクちんです。
最後に揚げ物用の網を使わないワザもご紹介! バットに新聞紙を10枚ほど重ね、ペーパータオルをのせれば、ちゃんと油がきれます。最後にはペーパータオルと新聞紙を捨てるだけ。ちなみにわが家ではいつもこの方式やっていますが、なんら問題ありませんよ。
ひとつひとつは小さなことですが、トータルでみると手間が全然違ってきます。揚げものは加熱時間が短いので、ころもつけさえ手早く済めば、意外にも時短な一品! 「時間がないけれどボリュームあるごはんを作りたい」という忙しいお母さんは、ぜひ味方につけたい料理です。「揚げもの」というだけで敬遠せず、日々の食卓にぜひもっと取り入れてみてください♪
料理/大庭英子、撮影/澤木央子、文/編集部・狩野
(『帰ってから作れる がっつりおかず185』(オレンジページ刊)より)
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