わが家の玄関は子どもの泥だらけのスニーカーが散乱しています。時間を見つけて洗うように声をかけますが、「部活を終えて帰宅すると夜」「週末も部活でいない」「無理」だそうで。そんなこんなで、こちらが手出しをせずにおくと、平気で何週間でも泥だらけのままです。
屋外で予洗いが必要な状態だと思うと、まだ水の冷たさがこたえる時季でもあり、こちらも見て見ぬふりを決め込んできました。とはいえ、そろそろ我慢の限界です。
そんなとき、無印良品でこのクリーナーを発見! 水がいらないというじゃありませんか。
※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。
泡で汚れを拭き取れるため、水洗いをしないで使えるクリーナーです。靴の汚れを気にしない子にかわり、私の出番です。乾燥で手がカッサカサな時期ですので、飛びつきました!
使用可:天然皮革(ツヤ革・起毛革)、キャンバス、布地、ナイロン、ビニール、合成皮革、ゴム使用不可:ヌメ革、蛇、ワニ革、オイルレザーなど特殊革や特殊加工の革とあります。
わが家で今問題になっているのはスニーカーが主。レザーがあしらわれているものもありますが、大丈夫そうです。

ターゲットはこちら。グラウンドの砂でこすったような黄土色の汚れが、特に甲と脇の部分に目立ちます。

腕が鳴ります! さあ、やっていきましょう。

表面の汚れをウエスで軽く落としたら、そのウエスで泡を取って、汚れが目立つあたりに塗り伸ばしていきます。
力を入れず、ぐるぐるとなでるようにして伸ばしていきます。

って、ものの2~3秒でもう汚れが薄くなりました!

履きジワの谷間だけは少し力を入れてこすりましたが、それもすぐにきれいに。ある程度汚れが取れたところで、泡が乾ききる前に、乾いた布でふきとります。

サイドも白場が見当たらないほど汚れていたので、同様に泡でなでていきます。

見てください!こんなにきれいになりました。
もちろん新品同様のぴっかぴかになるわけではありません。でもスニーカーは履きこんだ味があるほうがかっこいいと思っているので、その味が残りながら、それなりに汚れが取れるという「ちょうどよさ」がたまりません。

水洗いせずにここまできれいになるのですよ。しかも作業時間はトータルにするとものの10分ほどでしょうか。水をしたたらせながら日干しして、乾くのを首を長くして待つあのロスもありません。タイパ最高!
よくよく考えたら、手間も時間もかからないのであれば、いろいろと理由をつけては、「スニーカー洗い」から逃げていた子どもも、もう逃すわけにはいきません!まだまだ残る汚れたスニーカーを、本人の手できれいにしてもらおうと思います。
ササっと靴の汚れを落としたいかた、ぜひ試してみてくださいね!
中嶋茉莉花
フリーランスエディター。大手出版社勤務後、独立。ファッション編集部出身だが、最近はライフスタイル企画を中心に、食企画も多く担当。仕事を通して出会う方々のすまいやキッチンで見つけたアイデアを参考にして、100円ショップでは重箱の隅をつつき、高見えするグッズを探しています。
関連記事
軽くて丈夫、大容量、持ちやすい!無印良品「保冷バッグ」が最強だった【編集者レポ】上履きも靴もよく乾く!「100円シューズハンガー」が超優秀。【2足以上連結もOK】