100円ショップのパトロール中、掃除用品のコーナーで一風変わった商品を見つけました。
「すきま汚れがピタッとくっつく!」「ねんどでできたホコリ取りクリーナー」の文字、そしてすき間のゴミがくっついてはがれているイメージ写真。
こんなふうに汚れが取れたら気持ちよさそう! やってみたい! あんなところにもこんなところにもくっつけてみたい……と妄想がふくらみ、即買いしました。
小さな白い紙粘土みたいな見た目。場所に合わせて形が変わり、小さなすきまにも入り込んで、汚れをピタッとくっつけて取り出すというもの。内容量は約18g。使いたい分だけ、ちぎって使えます。
※精密機器、衣類やカーペットなどの布製品、濡れているもの、高温のものには使えません。
中袋から取り出すと、ふわっと軽い! 手にくっつく感じはありません。ちぎるのも簡単。

とりあえず、さくらんぼ大くらいの量をちぎって丸めてみました。これでわが家の気になるすきまに、片っ端から試してみたいと思います!
① 拭き掃除では行き届かない、細かなおもちゃ汚れにピタッ
こういう形が精巧な小さいおもちゃ、よく見ると汚いんですよね……。

凸凹した表面に粘土クリーナーを軽く押し付け、そっとはがすと……簡単にはがれました! おもちゃのほうに粘土がくっついて残ることはなく、べたつきもありません。凸凹のすきまのほこり汚れだけをピタッと吸着しています。
さらに細かいところ、深いところに使いたいときは、綿棒に巻きつければOK。

ゴミとホコリ汚れがくっついてきた! 綿棒だけだとすぐぼさぼさになって使えなくなるところですが、粘土クリーナーは粘着力が落ちません。次々にゴミをからめ取ってくれます。

くっついたゴミは、ぐちゃぐちゃっとなじませて、まだまだ使えます。
ほかにもどこか掃除できるすきまは……あった! ゲーム機のボタンまわりなんかもいけちゃいます!
こちらはほこりをかぶったキーボード。スピーカー部分の縁の溝に入ったほこりが、どうしてもふき取れなかったんです。

粘土クリーナーを押し付けて……ベロン。ほこりといっしょに細かいチリ汚れまで、きれいにはがせました。
② 掃除機でも吸い取れなかった、フローリングの溝汚れにピタッ
私がいちばん使ってみたかった場所は、フローリングの板と板の間の溝です!
日頃のフロア掃除は、シートタイプのワイパー派。ときどき掃除機をかけたり、拭き掃除したりもしていますが、この溝の汚れは年々たまる一方。お菓子の細かい食べかすや、子どもの足が持ち込む砂なんかも入り込みがちなので、気になっていました。
おもちゃとゲーム機とキーボードの掃除を終えたばかりの粘土クリーナーを使い回します。
何度かやるうちに、ライター・まるが編み出した技がこちら!
細長ーーーくのばして、溝の部分にのせて押し付け……
クルクルクルッと巻き取ります。これ、かなり楽しい♪(笑) 溝のゴミがくっついているのがわかるでしょうか?
ここでくっついたゴミも、またくしゃっとなじませて。まだまだ使えますよ。

③ 最後はサッシまわりで使い倒す! 溝の土汚れにピタッ
このまま捨てるのは惜しいので、最後に思いっきり汚いところを掃除したい! ベランダに通じる掃き出し窓に移動しました。
フローリングと同じ要領で、サッシの溝汚れも気持ちよく取れます。
形が複雑でふき取りにくく、サッシブラシで掃き出すこともできない部分こそ、粘土クリーナーの出番! 隅っこのこのあたりの汚れも一気にはがせました。

うわ!汚いっ……
ここまでゴミをからめ取ると、さすがに硬くなって粘着力がなくなってきました。そろそろお役御免です。

まだ使っていない残りは、乾燥しないようラップで包んでから元のパッケージ(ジッパー付き!)に入れて保管します。
さくらんぼ1個分くらいの量しか使っていないので、家中の溝をまだまだ掃除できます。
これで110円、コスパよすぎませんか!?
この記事を書いたのは…
ライター・まる
プチプラアイテム大好き! 100円ショップの前を通りかかると、ふらふらと吸い寄せられ、しばらく出てこられない女。食いしん坊でもあるので、キッチングッズチェックも抜かりない(そして、物が増える……)。