湿度が高めの今、おやつにうれいしいのが、つるんとのど越しのいいゼリー! ならば今流行りの
純喫茶風のレトロなコーヒーゼリーを手作りしてみませんか?
喫茶店風の味わいに仕上げるコツと合わせてお届けします。
喫茶店風に仕上げるコツ① コーヒー豆の選び方と淹れ方
昔ながらの喫茶店風に仕上げるなら、しっかりとした苦みがあり、酸味の少ない〈深いり〉のコーヒー豆を使うのが◎。あえての少し濃い目がおすすめです。苦みが抑えめで酸味の強い〈浅いり〉の豆を使うと、よりさわやかで軽やかな味わいになるので、好みで選んで。
喫茶店風に仕上げるコツ② 盛り付け
いつものグラスもいいけれど、脚付きグラスにするとよりノスタルジックに。コーヒーゼリーにゆるめのホイップと缶詰のさくらんぼを載せれば、気分は純喫茶!
喫茶店風『コーヒーゼリー』のレシピ
材料(グラス2つ分)と作り方

(1)小さめの器に水大さじ1を入れ、粉ゼラチン小さじ2をふり入れて5 分ほどおき、ふやかします。フィルターをセットしたドリッパーにコーヒー粉30ɡを入れ、熱湯1と1/2カップをゆっくりと注いで。抽出後は1カップ強になればOK。

(2)コーヒーが熱いうちに耐熱のボールに入れ、グラニュー糖大さじ3と、ふやかしたゼラチンを加えます。ゴムべらでゼラチンが溶けるまでよくぜて。泡立てないようにするのがポイント。

(3)ボールの底を氷水に当て、ゴムべらで3 分ほど混ぜながら冷やす。急冷することで香りは残り、雑味のない仕上がりに。グラス2つに等分に注ぎ入れ、ラップをかけて、冷蔵庫で2 時間以上冷やし固める。

(4)ゼリーが固まったら、最後にトッピングを。ボールに生クリーム1/3カップ、グラニュー糖大さじ1を入れ、泡立て器でゆるめにホイップ(六分立て)。大さじ2くらいずつゼリーにかけたら、残りのクリームを角つのが立つまで泡立てます(八分立て)。絞り袋に入れて絞ったら、さくらんぼ(缶詰)をのせて完成!
切り方を変えれば、また違った雰囲気に。

ゼリー液をグラスに注がず、バットに入れて固めても。好みの大きさの角切りにして器に盛ると、同じ〈喫茶店風〉でも雰囲気が変わります。ホイップクリームも少しぽってりとした「七分立て」が合うみたい。
一口ほおばれば、ほろ苦さと優しいクリームの味わいにうっとり。おうちで作れる大人味のコーヒーゼリー、ぜひ味わってみて!
(『
オレンジページ』2023年7月2日・7月17日合併号より)
関連記事
何度でも飲みたくなる味わい! 『自家製レモネード』のレシピ【冷凍ラズベリー&ヨーグルトで!】ダイエット中のおやつに◎『ベリーのスコップケーキ』のレシピ