最近、揚げたてのから揚げにたれをからめるのにハマっています。オレンジぺージ編集部のガッキーです。
先日、ランチに行ったお店でレモンだれのから揚げなるものを見つけ、さっそく注文! レモンの酸味が強めでしたが、さっぱりとしていて、夏向きな味わい。今度家でやってみようと思っています。

さて、この
「編集部の偏愛連載~から揚げ編~」は今回がラストです。これまでお付き合いくださいましたみなさま、ありがとうございました!
最終回にぴったりかはわかりませんが、今回は春のお弁当スタートシーズンにぴったりのから揚げを見つけるべく、ちょびっと実験をしてみました。
お弁当用のから揚げって、冷たくて堅い……。それは仕方のないことだと諦めていました。でも毎回お弁当のから揚げを食べるたびに、悲しい気持ちになっていたのです……。いつだって、おいしいから揚げが食べたい! そこで、
さめてもおいしいから揚げを見つけるべく、いろいろ替えて作り、食べ比べてみました。>>前回の研究結果
編集部員が「市販のから揚げ粉」を食べ比べてみました!【から揚げ偏愛編集者の研究5】
下味ところもを替えて作ってみた!
鶏もも肉80g×3切れに下味をからめ、ころもをつけて揚げます。
①
下味:しょうゆ、酒各小さじ1、しょうがのすりおろし小さじ1/2、
マヨネーズ小さじ1ころも:
小麦粉、片栗粉各大さじ1②
下味:しょうゆ、酒各小さじ1、しょうがのすりおろし小さじ1/2
ころも:
溶き卵1/2個分、小麦粉大さじ1③
下味:しょうゆ、酒各小さじ1、しょうがのすりおろし小さじ1/2、
マヨネーズ小さじ1ころも:
溶き卵1/2個分、小麦粉大さじ1この3パターンを作り、揚げてから4~5時間後に食べ比べてみました。
①下味にマヨネーズを加えた結果
肉はしっとりしていて、中は堅くない!マヨネーズの酢と卵の効果(?)で、鶏肉がさめてもしっとりしていて、大満足。ただし、最初に口に入れたとき、ころもの堅さが目立つので、全体としてはイマイチでした。
②ころもを溶き卵×小麦粉にした結果
ふんわりとしたころもは、さめてもおいしい!ころもに卵を入れたことで、口当たりがふんわり。さめても堅く感じないころもに守られていましたが、鶏肉はパサッとしていました……。
③下味にマヨネーズ、ころもを溶き卵×小麦粉にした結果
肉はしっとり、ころもはふんわり♪これがお弁当にはいいかも。マヨネーズ入りの下味で鶏肉がしっとりし、卵入りのころもで外はふんわり柔らか。全体にガチっとした堅さはなく、冷たいけどおいしくいただきました!
今回の気づき!
お弁当用なら、下味にマヨネーズを、ころもに溶き卵を使うのがよさそう!揚げたてで食べると超おいしいから揚げでも、お弁当に入れてさめてしまうと、ただ堅い肉の塊に……。でも、下味に保湿効果のあるマヨネーズを、ころもにふんわり食感の卵を使うことで、さめてもおいしいから揚げができました! 気をつけて欲しいのは、ころもの溶き卵と小麦粉をよ~く混ぜること。結構混ざりにくいので、しっかり混ぜておかないと、卵と粉部分に分かれたころもになるので注意です。
>>
「から揚げ偏愛編集者の研究」をすべて見る(
『オレンジページ』2023年4月2日号より)
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