肉料理、焼きかげんもう少しかな、と迷ってしまいがち。そこで『オレンジページ』が提案するのは、加熱時間の
〈黄金分数〉。
例えば
鶏胸肉なら、こう!
この時間さえ守れば、肉が柔らかジューシーになる「ベストな加熱時間※」=黄金分数です。ワンランク上の仕上がりをぜひ実感してみて!
『チキンソテー』のレシピ
材料(2人分)
鶏胸肉(厚さ約3cmのもの)……2枚(約400g)
白ワイン(なければ酒)……大さじ4
〈レモンバターソース〉
バター……15g
レモン汁……大さじ1
塩……少々
トマト(小)……2個(約200g)
塩
粗びき黒こしょう
小麦粉
サラダ油
作り方
(1)
鶏肉は室温に20分置く。皮をのばして広げ、両面に塩小さじ1/2、粗びき黒こしょう少々をふり、全体に小麦粉を薄くまぶす。トマトはへたをくりぬき、横半分に切る。
(2)
フライパンにサラダ油小さじ1を中火で熱し、トマトを切り口を下にして並べ入れ、2分ほど焼く。上下を返し、30秒焼いて取り出す。サラダ油小さじ2をたして弱めの中火で熱し、鶏肉を皮目を下にして並べ入れる。
ふたをして5分蒸し焼きにする。こんがりと焼き色がついたら上下を返し、白ワインをふって再びふたをし、
弱火で5分蒸し焼きにする。火を止め、
ふたをしたまま5分おく。
(3)
鶏肉を食べやすく切って器に盛り、トマトを添える。フライパンの汚れをペーパータオルで拭き、レモンバターソースの材料を入れて中火にかける。混ぜながらバターを溶かし、ひと煮立ちしたら火を止め、鶏肉にかける。
ポイント
鶏胸肉が厚い場合は、いちばん厚い箇所が3cm以下になるように、厚みを開いて。
さすがは黄金分数。焼き時間に迷うことなく、中はしっとり、皮はパリパリのチキンソテーが完成しました。冷蔵庫から出したてだと中が冷たく、加熱むらになるため、室温に置くのもお忘れなく。

レモンバターソースは鉄板ですが、
コチュジャンベースのソースをかけても絶品です。黄金分数に基づいた間違いなしのチキンソテー、ぜひ試してみてください!
※それぞれのレシピにある肉の分量・サイズをもとに算出した時間です。
(
『オレンジページ』2023年03月17日号より)
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