一足先に! 『ほうじ茶』のおいしい入れ方を画像でチェック♪
『ほうじ茶』っていいですよね。
あの香ばしさがたまらなくおいしいし、お湯を冷まさず熱湯で入れられるところも簡単でうれしいし♪
今回は、日本茶普及協会理事長の大森正司さんに教わった、
ほうじ茶が格段においしくなる入れ方をご紹介します。
下準備や、お湯の温度、蒸らす時間、注ぎ方などのポイントをおさえれば、香りも、味わいも、ワンランクアップ。
まるでお店で飲むお茶のようなおいしさですよ!
●『ほうじ茶』のおいしい入れ方
1. 白湯で茶器をじんわり温める

ほうじ茶は、急須も湯のみも大きめサイズを選ぶのがポイント。お湯をたっぷり沸かしたら、まずは急須に注ぎ、そのあと急須から湯のみに注いで冷えた茶器をじんわり温めます。
2. フライパンで茶葉をさっと【からいり】する

より香ばしい香りを引き出すため、茶葉をからいりして。茶葉に油がうつらないよう、フライパンにアルミホイルをしき、大きめの茶さじ大盛り2杯(6~9g)を入れたら、中火にかけて揺すります。ふわりと香りがたったら、すぐに火を止めて。
3. いりたてふかふかの茶葉をすべて急須に入れる

急須に1の白湯が残っていないことを確認したら、いった茶葉をすべて急須に入れて。ちょっと多すぎるかな、と思うくらいざっといくのが、おいしいほうじ茶を入れるコツです。
4. 沸かしたての熱湯を一気に注ぐ

沸騰したお湯400〜500mlを、一度に急須に注ぎます。ふかふかの茶葉全体に一気にお湯を回し、均等に蒸らします。
5. 30秒間蒸らす

30秒間蒸らす。短い時間でさっと蒸らすのがポイントです。苦みや渋みが出る前に、湯のみへ注ぎましょう。
6. 最後の一滴まで、交互に注ぐ

色や味がかたよらないよう、湯のみには最後の一滴まで交互に注いでください。
う~ん!
香ばしくて、おいしい。
ひとつひとつはちょっとしたことなのに、これをおさえるだけで、いつものほうじ茶が段違いの味わいに大変身します。
お値段は変わらないのに、お店で飲むお茶のようにおいしくなって、うれしいかぎり。
これからの寒い季節、ぜひおうちで温かく味わい深いほうじ茶を楽しんでくださいね。
ほうじ茶に合う、おすすめスイーツレシピ 3品
おいしいお茶の入れ方をマスターしたら、やはりおいしいお茶うけがほしくなりますよね♪
オレンジページおすすめのスイーツレシピはこちらの3品。
香ばしくてくせがないほうじ茶は、和洋どんなスイーツにもよく合いますよ。
●『いもようかん』

寒くなるにつれ、甘みを増すさつまいも。なめらかなようかんに仕立てれば、濃厚なおいしさを、存分に堪能できますよ。
『いもようかん』のレシピはこちら
●『ふわふわ豆腐カステラ』

秋田の「豆腐カステラ」をもっとふわふわに、より「カステラ」に近づけてみました! 作りやすいよう型は卵焼き器にし、甘さはやや控えめに仕上げています。
『ふわふわ豆腐カステラ』のレシピはこちら
●『おかき』

切り餅を天日干しにして揚げるだけ。できたてのサクサク感は、感動のひと言!
『おかき』のレシピはこちら(『オレンジページ』2011年11月2日号/オレンジページnetより)
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