「……最後に真ん中に卵黄をおとしたらできあがり」
こんなレシピを見ると、余った白身どうやって食べようかな……と思ってしまいませんか?
そんな時は、迷わず保存容器に卵白を入れて冷蔵室へ!
卵白を使ったとってもおすすめのレシピがあるんです。

それがこちらの
『比率のおかしな目玉焼き』。
余った卵白2〜3個分に対して、全卵を1個加えて焼くので、その名の通り卵白の比率がすこぶる大きいんです(笑)!
こちらは料理家の髙山かづえ先生に教わった食べ方なのですが、これがまた、ひとりごはんやおつまみにうってつけ! 簡単なのに、不思議と贅沢な気持ちになっちゃう一皿なんです。
それでは作り方を見ていきましょう!
●『比率のおかしな目玉焼き』
(1)ベーコン(ブロック・冷凍したもの)は20g分を薄切りにする。直径20cmのフライパンにサラダ油小さじ1とベーコンを入れて中火にかける。ベーコンの縁がチリッとしたら、いったん取り出す。
(2)卵白2~3個分を入れて、フライパン全体に広げる。真ん中に卵1個を割り入れる。(1)のベーコンをのせ、弱火で4~5分焼く。パルミジャーノ・レッジャーノのすりおろし、粗びき黒こしょうをたっぷりふり、トーストしたカンパーニュ1枚を添える。
う~ん! これはもう、立派なメインおかずだわ!
遅く起きた日のブランチもぴったりですね♪

白身の面積が大きい分、ベーコンがたっぷりのせられて、見た目も華やか。
パンにのっけて食べれば、言うまでもなく最高ですよ。

この『比率のおかしな目玉焼き』、味つけを変えればとっても優秀なおつまみになるんだとか。
ちなみに上の写真は、カレー粉とプリックナンプラーの組み合わせ。
あえて多めのごま油で、縁がカリカリになるまで焼くのがポイントなのだそう。
くっ……こんなの、絶対ビールがすすむに決まってます。
余った白身でこんなに楽しめるなんて、最高すぎます♪
今後、卵黄だけを使うレシピを見たら、ガッツポーズしちゃうかも(笑)。
『比率のおかしな目玉焼き』、ぜひおためしあれ。
(『2021オレンジページCooking冬』より)