春といえば、甘くてみずみずしいいちご! そのまま食べるのもいいですが「
コンフィチュール」にしておいしさを長く楽しむのはいかがですか?
「コンフィチュール」とは、フランス語の「コンフィ」=砂糖や塩、酢、オイルなどに漬けて保存をするという言葉が由来です。一般的にコンフィチュールというと、砂糖を使ったジャムのような料理を思い浮かべる人も多いと思いますが、じつは
「はちみつ」で作るのもおすすめ。
はちみつのとろみのおかげで
煮る時間が短くて済むので果肉感が残り、風味を存分に楽しめるんです。ぐつぐつ煮なくていいので、気軽に作れるのもうれしいポイント♪
いちごとレモンのはちみつコンフィチュール

材料(でき上がり160~180ml分)
いちご……1パック(18~20粒・約270g)
はちみつ……80ml
レモン(国産)の薄い半月切り……6枚
(1)まずは、材料の下ごしらえを。
いちごはへたを取って縦半分に切り、口径18cmくらいの鍋に入れる。
(2)鍋にはちみつを加えて煮て…… (1)の鍋にはちみつとレモンを加えてからめ、10分ほどおく。強火にかけ、木べらで数回混ぜながら6~7分ほど煮る(途中、アクをこまめに取り除く。混ぜすぎると果肉がくずれるので注意)。熱いうちにびんに入れ、さめたら完成。冷蔵で1週間ほど保存可能。
みるみるうちに甘い香りが立ちのぼり、とろ~りコンフィチュールのでき上がり!

(2)でレモンを赤ワイン大さじ2、シナモンスティック1本(半分に折る)に替えて、サングリア風に作っても素敵ですよ~。焼いたカマンベールチーズにかければ、ワインの絶品おつまみに!
とっても簡単なコンフィチュール作り。春の気配に何か新しいことを始めたくなったら、ぜひトライ! 旬の味覚をリッチに堪能できますよ。
(『オレンジページ』2018年4月17日号より)
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