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【快眠セラピスト直伝】夏の眠りに効く最強メニューは『夜みそ汁』〈おすすめ食材も〉

2024.07.21

もっとも寝つきにくく寝苦しい夏。少しでも質のいい睡眠をとりたい! そう願っている方は多いはず。

快眠セラピストの三橋美穂さんによると、特定の栄養素だけをとれば眠れるわけではないけれど、眠気を促す食品を積極的にとることで、徐々に〈快眠体質〉に変われるとのこと。

そこでおすすめなのが、夕食に食べる具だくさんの夜みそ汁! 快眠食材をたっぷり入れて、夏の眠りをサポートしましょう。


眠りに効く!具だくさん夜みそ汁のすすめ

温かいみそ汁は、消化吸収がよく、深部体温を上げて寝つきをよくしてくれるスーパーフード。みそに含まれている「トリプトファン」が、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促進。食物繊維たっぷりの根菜類や、快眠食材を具にすれば、最強の快眠メニューのできあがりです。

「私が良く作る味噌汁は、大根、にんじん、さつまいも、ごぼうなどの食物繊維が多い根菜類が中心」と三橋さん。鎮静作用があるねぎや玉ねぎやセロリもおすすめなんだとか。


ほかにもある!快眠体質をつくる栄養素&食材

【グリシン】

血管を拡張させて、手足から熱を出すことで深部体温を下げ、スムーズな入眠を助けます。疲労回復効果のあるアミノ酸の一種で、夏バテした体にも◎。夕食にとるのがおすすめです。

グリシンを含む食材 
えび、かに、うに、帆立て貝、いか など

【メラトニン】

脳内から分泌される眠りを誘うホルモン。日光を浴びたり、運動したりすることで分泌されますが、食品の中にも微量含まれているほか、「トリプトファン」を含む食品をとることで分泌が促されます。

メラトニンを含む食材 
玄米、春菊、トマト、バナナ、貝割菜、くこの実 など

【ラクチュコピクリン】

レタスなどに含まれている鎮静・催眠作用のある物質。しんの部分に多く含まれています。欧米では、レタスは「眠りを誘う野菜」として古くから知られていますよ。

メラトニンを含む食材 
レタス、サニーレタス、サンチュ など

【トリプトファン】

必須アミノ酸のひとつで、「メラトニン」を合成するための材料になります。トリプトファンは体内では合成できないため、食事からしっかりととることが大切です。

トリプトファンを含む食材 
大豆製品(豆腐、みそ、納豆など)、乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズなど)、くるみ、鶏胸肉、赤身の魚、しらす干し、バナナ など

【ビタミンB12】

体内時計を調節して、睡眠のリズムを整える働きがあります。自律神経の乱れを正し、眠りの質を高める効果も。野菜や果物ではなく、動物性の食品に多く含まれます。

ビタミンB12を含む食材 
貝類(しじみ、赤貝、あさりなど)、レバー(牛・豚・鶏)、さんま、いわしの丸干し、焼きのり、かつお節 など

【ビタミンB6】

「トリプトファン」を消化吸収するために不可欠な栄養素。たんぱく質や脂肪の代謝を助けるビタミンで、「トリプトファン」といっしょにとることで「メラニン」の分泌を促します。

ビタミンB6を含む食材
さば、さんま、ぶり、かつお、めかじき、にんにく など


「ホップ」や「GABA」は、リラックス効果が高く、快眠に効果的というデータあり。寝酒は睡眠の質を下げるので、ノンアルコールビールがおすすめです。おいしいものを食べながら、快眠体質を目指してくださいね!


教えてくれたのは……

快眠セラピスト 三橋美穂さん


睡眠環境プランナー。寝具メーカーの研究開発部長を経て独立。睡眠のスペシャリストとして、講演や執筆をはじめ、快眠グッズのプロデュースなど多方面で活躍。著書に『民トレ!』(三笠書房)など多数。
 

監修/三橋美穂 イラスト/ササキ サキコ 原文/太田順子 文/池田なるみ

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