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たんぱく質はなるべく多く、糖質はなるべく少なくとればいい!?【知っておきたい健康の新情報】

2024.04.29

時代とともに、健康情報は日々アップデートされています。みなさんの生活習慣も、ちゃんとアップデートされていますか?
医学博士・久保明先生にきいた、最新医学でわかった健康情報をご紹介します。毎日を元気に過ごすヒントにしてくださいね。

たんぱく質は重要だけど、 とりすぎると腎臓に負担がかかる

昨今、高齢者のたんぱく質不足が注目され、そのためふだんからあの手この手で取り入れようと、まじめにがんばっている人も多くみられます。しかし、たんぱく質には窒素が含まれていることを見落としてはいけません。
体内に窒素が増えると、それをろ過する腎臓に負担がかかり、腎機能が低下してしまいます。三大栄養素の一つとして、しっかりとることはもちろん必要ですが、何事もとりすぎはよくありませんね。

無闇な糖質制限は危険! 高糖質でも低糖質でも、健康に悪影響を及ぼす

糖質のとりすぎが高血糖・肥満につながるのは間違いありません。しかし、糖質だって体に必要な栄養素です。近年、糖質の悪いイメージがひとり歩きしてしまい、自己流の糖質制限を行う人が増えていますが、男性は低糖質になると死亡リスクが上がるという、怖~い結果も出ています。逆に女性は高糖質に注意といわれますが、とはいえ極端に糖質を減らすと、それを補うためにたんぱく質や脂質の摂取量が増えることになり、新たな問題も浮上。糖質制限をする場合は、専門家の指導のもとで行いましょう。

【出典】日本多施設共同コーホート研究(J-MICC Study)


教えてくれたのは……久保 明先生

医学博士。日本臨床栄養協会理事長。人の老化度を科学的に測るエイジングドックを開発し、学会発表のほか、その結果に基づく運動・栄養・点滴療法などを実践。エイジング医学、スポーツ医学などの講演や企業のアドバイザーとしても活躍中。

監修/久保 明 イラスト/ナカオテッペイ 取材/児玉知子 文/編集部・南齋

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