入社25年(つまり四半世紀)以上のベテラン料理編集者4人が「うちごはん」について気ままに、赤裸々に語るリレー連載。個人的好み全開のオリジナルレシピのおまけつき。
くり返し、何度でも告白してしまいますけど、料理編集者でありながら、計量がとてつもなく苦手なんですよね、私(汗)。もっと言ってしまうと、最終的に、絶対的にこの仕上がり、この味になっていないと失敗だね~となるような料理も大の苦手で、うちでごはんを作るときは、作り始めに想定していたものと、まるで違う料理ができ上がってしまうことも多々(笑)。材料を切っているうちに気が変わったり、こんな感じもあり?なんて別の仕上がりの姿が脳裏をよぎると、迷わず方向転換してしまうんですよ、大胆に。なんでそうなるのか・・・・・・。仕事の現場では、初めて作る人にも失敗なく、おいしく作ってもらえるように、調味料の分量や、調理手順を正確に伝えることばかり考えている反動で「うちごはん」については、よい加減(いい加減)でいきたいのかもしれません(笑)。
「いんげんの白あえもどき」も、王道の白あえなんて作る気力がない。でも、なんか今日の晩酌のつまみには、それ的なものが食べたいのよねーというときに、なんとなく作ってみたら、おいしいじゃん、これ! となったお気に入り。
唯一のこだわりはいんげんをゆでずにオイルで炒めること。ほどよく焼き色がついて、ほっくり香ばしく火が通ったいんげんって本当に甘くておいしいんですよ。白あえにするなら、いんげんは色よくゆでないととか、固定観念にとらわれないポジティブな手抜きができるのが「うちごはん」のいいところ。お酒はもちろん、白いご飯にも意外と合うので(山田家比)、だまされたと思ってぜひお試しあれ~♪
友だちに教えてもらって、激リピしていた、クリームチーズにのり卵ふりかけをふって、しょうゆをひとたらしすれば完成の1分おつまみをアレンジしてあえごろもに。
一日の疲れを癒す糖質オフビールを注ぐのは、敬愛するアントニオ猪木氏の顔がプリントされたビアジョッキ。元気があれば、なんでも飲めるんですよ、ダ~ッ(プロレスファンなら即反応確実・笑)!
オレぺのレシピを世に送り出しつづけているベテラン料理編集者4人が、これまで出会ったレシピの中から好きなもの、忘れられないものを自ら作って、撮って、語ります。
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