2023.10.30
「大好きなアイスクリームがケーキになってるぜいたく感がたまらない! 夢を食べてるみたいに幸せでした! 」
「おいしかった! 子どものころのワクワク感を思い出した! 自分たちでデコレーションするのが楽しかったー! アイスクリームが溶けちゃうのもこの一瞬だけって感じで好き!」
「見た目がポップでキュートでいろいろな味を食べられて幸せだったよ! 私、楽しくておいしくて最高の時間が過ごせました。」
まず、初めに。みなさんはアイスクリームはお好きですか?
私は大好きです!
サーティワンアイスクリームは名前のとおりアイス専門のお店で、一年じゅうおいしいアイスクリームが食べられます。このお店の名前の由来は、「1ヶ月(31日)間、毎日違ったフレーバーのアイスクリームをお客様に楽しんでいただきたい」という願いがこめられているそうです。
なんて素敵! 私がもしサーティワン アイスクリームで、学校の宿題で【自分の名前の由来】が出されて親からこの話を聞いたら感動します。しかも、実際には32種類のアイスクリームを置いてある店舗が多く、毎日違うアイスクリームを食べつづけた最後の日にも2択で迷えるというサプライズも起こるのです! ありがとうサーティワン!
最近、そんな素敵なサーティワン アイスクリームをとってもおいしく食べられる機会に恵まれました。それはあんりちゃんの家にぼる塾4人で集まったときのことです。
あんりちゃん「これからちょっと用事があって私のお母さんが来ます」
田辺さんとはるちゃんはあんりちゃんのお母さんと仲よしですが、私はまだライブ終わりにご挨拶をしたことがある程度だったので少し緊張しました。
私(大丈夫かな? あんりちゃんのお母さんが私と話して、『おもしろくない! こんな女にぼる塾のネタを書かせるな!』とか、思われたらどうしよう)
※私はとてつもない心配性です
緊張しながら待っていると、あんりちゃんのお母さんが笑顔でやってきました。
あんりちゃんのお母さん「あんりー! みんながいるって聞いたから31でアイスクリームケーキ買ってきたよ! あんたの誕生日ケーキ!」
あんりちゃんのお母さんは誕生日が近かったあんりちゃんの誕生日ケーキを買ってきてくれたのですが、私達メンバー分まで考えてくれたのです。
私(あんりちゃんのお母さんはとてもやさしい! 大丈夫そう!)
私の不安は一気に吹き飛びました。しかも、私はずっとサーティワンのアイスクリームケーキを食べてみたかったのです! ケーキの部分が全部アイスクリームなんてアイスクリーム好きの夢です!
あんりちゃんのお母さんが買ってきてくれたデコケーキは自分たちでデコレーションができるのでさっそく、4人で作ることにしました。
田辺さん「私がチョコペンやるよ。昔ケーキ屋でバイトしてたから」
あんりちゃん「さすが田辺さん!」
アイスクリームは溶けが怖いので時間との勝負です! 田辺さんがチョコプレート担当、センスのあるはるちゃんが全体の盛りつけ、飾りの製作をはるちゃん、私が担当することになりました。
はるちゃん「ごめん、破壊した!」
開始早々はるちゃんが飾りをひとつ破壊しました。私ははるちゃんの失敗を踏まえてひとつ成功。しかし、
私「ごめん! 私も破壊した!」
なんと、油断したのか私も2つ目は破壊。
あんりちゃん「何やってるんですか! もう! 私にやらせてください」
私とはるちゃんの破壊を恐れて主役のあんりちゃんも飾りつけの製作に参加してくれました。
あんりちゃん「……あれ? 私も破壊した!」
なんとあんりちゃんも破壊! 私たちぼる塾は自分たちが思っている以上に怪力であることが発覚しました。
私「私たちは秘めたパワーの持ち主なんだ……自分が思っている以上に力を弱めて製作しないといけない……」
はるちゃん「気をつけます……」
あんりちゃん「やさしく……そっと……」
なんとか飾りつけの製作に成功。はるちゃんがかわいくケーキに盛りつけてくれました。
あんりちゃん「かわいい! はるちゃんありがとう! あとは田辺さんのチョコプレートで完成だ!」
田辺さん「悔しい……」
そこには梅干しのように顔面をくしゃくしゃにした田辺さんがいました。
田辺さん「うまく書けなかった」
私「いや、上手だよ! どこが失敗したの?」
田辺さん「BirthDayが斜めになってる! ほら! Dayが斜めに!」
あんりちゃん「ヤバい。田辺さんの職人気質なところが出てしまった……」
はるちゃん「全然変じゃないですよ!」
田辺さん「変だよ! Dayのところが! 公式と比べたらわかるよ!」
田辺さんはそう言って、いっしょに入っていた作り方の紙を見ると、公式のチョコプレートには「HAPPY!」としか書いてありませんでした。
田辺さん「私は文字数を欲張りすぎたのね……」
あんりちゃん「だから、全然変じゃないって!」
あんりちゃんのお母さん「ほら! あんたたちアイスクリーム溶けちゃうよ!」
あわててあんりちゃんとアイスクリームケーキの記念撮影をして、5人でいっしょにアイスクリームケーキを食べました。
あんりちゃんのお母さん「上のアイスクリームはあんりが好きなやつと季節限定のフレーバー選んだから」
あんりちゃん「私の好きなポッピングシャワーだ!」
私もサーティワンに行くと必ずポッピングシャワーを選ぶので、あんりちゃんとの新たな共通点にうれしくなりました。
私(自分で選ぶとポッピングシャワーにしちゃうから、新たな味に出会えるのってありがたい! このなかから選ぶの楽しい~!)
はるちゃんはファンキー フランケン、田辺さんは魔女のトリック、私はヴァンパイアのおやつを選びました。(たしかあんりちゃんのお母さんはゴーストワールド)
はるちゃん「おいしい! ピスタチオ味だ! ピスタチオ大好き!」
田辺さん「これおいしいわ。なんかおもしろい味がする」
私「オレンジの部分がさっぱりしてる! ふだんサーティワンでさっぱり味選ばないけどこんなにおいしいんだ」
あんりちゃん「おいしい! これだよ! これ!」
あんりちゃんのお母さん「喜んでくれてよかったー」
アイスクリームケーキの部分はチョコレートチップとストロベリー味の土台でした。ストロベリーももちろんおいしかったのですが、チョコレートチップが私に大ヒットしました! バニラ味にチョコレートチップが交ざっているのですが、このバニラアイスがシンプルにメチャクチャおいしいのです。
私(そういえばサーティワンでバニラアイスしか食べないって言ってた友達がいたな……『サーティワンはバニラにかぎる!』って言ってて、『なんでバニラ? あんなにサーティワンにしかない味があるのに』って思ってたけど、これはおいしい。このバニラはサーティワンにしかない味だ!)
上にのっているアイスクリームといっしょに食べることを考えてなのか、ケーキ部分もアイスクリームではあるけど、アイスクリームをケーキとして食べることを考えて作ってくれているような気がしました。
あんりちゃん「お母さんありがとう! おいしい~!」
みんなでアイスクリームケーキを食べながらあんりちゃんのお母さんが小さいころのあんりちゃんの話をしてくれました。小さいあんりちゃんは今のあんりちゃんそのままで聞いていてほほえましくなりました。
あんりちゃん「そういえば、私、生まれたとき小さかったんだよね?」
あんりちゃんのお母さん「え?」
私「私の子どもが生まれたとき、あんりちゃんが『私も小さく生まれたけど、今はこんなに大きくなりました! だから大丈夫です!』って励ましてくれたんです」
あんりちゃんのお母さん「あんた生まれたとき3000g以上余裕であったよ」
あんりちゃん「え! でもお父さんが『あんりは生まれたとき本当に小さかった』って言ってたよ」
あんりちゃんのお母さん「あんりのお兄ちゃんたちがもっと大きかったから、お兄ちゃんと比べて言ったんでしょ」
あんりちゃん「初めて知った……私生まれたときから大きかったんだ」
田辺さん「ダイエットで体重の増減が激しいよりも、ずっと体が大きいほうが健康には良いらしいよ」
田辺さんはあんりちゃんの家でも自分の家のように寝ころがって、事実を知ったあんりちゃんを慰めていました。
あんりちゃんのお母さん「ぼる塾応援してるよ!」
あんりちゃんのお母さんとあんりちゃんが楽しそうに話している姿はとても幸せそうでした。またみんなでサーティワンのアイスクリームケーキを食べたいです!
撮影・文/酒寄希望
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