みなさんこんにちは。ぼる塾の酒寄です。
>>今までのおいしいもの紹介はこちら突然ですが、
「行ってみたいけど、なかなか行けないお店」はありますか?
その通りなんです! 行きたいなら行けば良い! ですが、なんだかんだで行けないんです。行けない理由は色々あります。
・自分に対してお店がオシャレ過ぎるのではないか
・メディアで紹介されているから混んでいるのではないか
・なんかどきどきしちゃって
私には長年
「行けなか店(長いので略しました)」がありました。……あったのです。そうです。過去形です。何故なら今回行けたからです。
そのお店はこちら!
田辺さんからの紹介で本格台湾料理 池袋茶舘のお茶と楽しむ台湾料理!
田辺さん
「本格的! お茶! 無限にいける! ご飯もデザートも美味しい! ちょっとしたpartyだ!」
■ 「池袋茶館」は日本の台湾
こちらのお店を知ったきっかけは、よしなが ふみさんの
「愛がなくても喰ってゆけます。」という作品です。実際のお店が登場するグルメ漫画で私の愛読書です。その本の中に
「池袋茶舘」の話がありました。読んだ私は魅力的な料理の数々に心を撃ちぬかれました。
私「行ってみたい! 実際に食べたい!」しかし、先ほどあげた様々な理由から「行けなか店」になっていました。「池袋茶舘」に行った今の私は言えます。
私「ばかやろう!早く行け!」今回お店に行くことができたのはぼる塾の田辺さんのおかげです。私が彼女に「愛がなくても喰ってゆけます。」をすすめたところすぐに読了。私と同じく「池袋茶舘」に興味を持った彼女はあっという間にお店に足を運んだのです。
田辺さん「とっても良いお店だったよ!」私「え! 行ったの?!」そして田辺さんは、
「今度のほまれとのごはんはあの店にしよう!」と言いました。
※ほまれ君は私と田辺さんの大切な後輩芸人で美味しい物を食べる約束をしていました。
こうして私は長年の「行けなか店」だった「池袋茶舘」に行くことができたのです。
持つべきものは田辺さんというか、もう国民ひとりに田辺さんひとりを付けたほうが良いのではないかとすら思える今日この頃です。田辺さん「食べ放題+中国茶のコースにしたよ!」お食事会当日。わくわくしながら入店すると、本当に台湾に来たかのような異国感あふれる店内が待っていました。この時点で私とほまれくんは感動。そんな我々に田辺さんは、
「ここは台湾なんだよ」と、さらに暗示をかけてきました。
食べ放題+中国茶のコースは最初にお店の人がお茶を淹れてくれます。
お店の人「中国茶はあっさりと濃厚どちらかお選びください」三人(((濃厚?! お茶で濃厚?!)))三人とも濃厚にとても興味をひかれましたが、
田辺さん(料理に合わせるならあっさりのほうが良いよね?)ほまれくん(そう思います)私(そう思う)田辺さん「あっさりでお願いします」このとき、人って表情だけで結構会話ができるものだなと思いました。お茶は日によって違うのかもしれませんが、
この日のあっさりはジャスミン茶でした。

さぁ、ここから食べ放題の始まりです。
食べ放題メニューは70種類以上あり、点心、前菜、麺類、肉料理、デザートと種類が豊富です。田辺さん「麺類やごはん系は一人前から、点心とかは人数分注文になるから作戦を立てつつ各々好きなものを食べましょう」結果を先に報告します。どの料理もとても美味しかったです。食べるのに夢中になりすぎて途中から写真を撮ることを完璧に忘れました。
ほまれくん「北京ダックの牛肉バージョンみたいなやつうますぎます!」私「青菜炒め美味しい! 青菜炒めってどの店でも結構お値段高いから食べ放題にあるの嬉しい」田辺さん「思うままに頼みましょう。お茶を飲むとお腹がリセットされるから」

田辺さんの言う通り本当にお茶でリセットされるのか、驚くほど沢山食べられました。
海老入り韮まんじゅう、小籠包、焼き小籠包、エビチリ、フカヒレ餃子……他にも思い出せないくらい沢山の種類をみんなで食べました。誰かが食べたいと言ったものは全員即OKしました。しかし、
鳥足の醤油煮を私が食べたいと言ったときだけ田辺さんがNG!
田辺さん「見た目がこわい!」確かに見た目は少しグロテスク。私は変わったものを食べてみたいと思うのですが、田辺さんは絶対に口に入れたくないタイプなのです。
私「コラーゲン豊富って書いてあるよ」ほまれくん「肌きれいになりたいです!」田辺さん「私が食べなくて良いのであれば注文しても良いよ」勿論、注文しました。
ほまれくん「美味い! 鳥の美味いところをぎゅっとした感じです!」私「美味しい! ぷるっとしたところとコリコリしたところがあって食感が良い! 味も醤油味で見た目の奇妙さ全くないね」田辺さん「良かったね。でも私は食べないよ」田辺さんの分は私が食べました。美味しい料理に会話もすすみます。
田辺さん「ほまれが目の前で食べていると鏡に向かって食べている気分になる」ほまれくん「同じこと思っていました」今回一緒にごはんを食べているほまれくん。実は顔が田辺さんにそっくりなのです。ほまれくんがまだ芸人になる前の養成所時代、スタッフとしてネタ見せの授業を手伝っていた私はネタ見せをするほまれくんを見て、
私「なんで田辺さんが生徒のふりしてネタ見せの授業に参加してるの?!」と驚きました。それくらい似ていたのです。私が授業終わりに、
「そこのお方! 田辺という親戚はいますか?」と思わず声をかけて仲良くなりました。
田辺さん「酒寄さんに『田辺さんそっくりな後輩がいる』って言われて会ったら本当にそっくりでびっくりしたよ」ほまれくん「血が繋がっていないことがおかしいレベルですよね」田辺さん「ほまれに似ていることが嬉しいよ」ほまれくん「僕もです」
微笑みあう二人を見て、自分と相手の顔が似ていることが嬉しい関係って素敵だなと思いました。デザートも色々食べて大満足で食事会は終了。帰り道。どの料理も美味しいけど、しいて自分のNO.1を決めるとしたらという話になり、
ほまれくん「ハリネズミまん。可愛くて温かくて甘くて、中のカスタードがうますぎました」
私「大根餅。熱々もちもちとろとろで最高だった」
田辺さん「えりんぎのからあげ。なんでえりんぎをからあげにしてこなかったんだろうってくらい美味しすぎた。あと、ウーロンゼリーは絶対に頼んだ方が良い」
田辺さんはさり気なく二つ言っていました。食べ放題が好きな方も、食べ放題が苦手な方も「食べ放題+中国茶のコース」は楽しめると思います! ぜひ日本の台湾に行ってみてください!おまけ。本編と関係ない面白かった田辺さんとほまれくんの会話
田辺さん「この前占い師に見てもらったら、私の守護霊は語学が堪能なじーさんって言われたの」ほまれくん「昔、霊とかが見える人に『モンゴルのえらい人が後ろについている』って言われたことがあります」田辺さん「あら! うちのじーさん語学が堪能だからモンゴルのえらい人ともきっと話せるよ! 後ろのじーさんたちも今盛り上がってるかもね!」私の知らないところでおじいさん同士が盛り上がっていたのかもしれません。
ぼる塾 酒寄希望(さかより のぞみ)
お笑い芸人。1988年4 月16日生まれ・B 型。東京都出身。お笑いカルテット・ぼる塾のリーダー。1児の母。著書に『酒寄さんのぼる塾日記』『酒寄さんのぼる塾生活』(ヨシモトブックス)など。
今回登場したのは……
食べ放題+中国茶のコース
通常3500円(税込)、平日3200円(税込)
SHOP DATA
本格台湾料理「池袋茶館」〒107-0021
東京都豊島区西池袋1-22-8三笠ビル2F
営業時間 11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日 月
TEL/03-3985-5183