牛乳パックの型を画像でチェック!フォトジェニックな断面が、食卓を盛り上げてくれるテリーヌ。ゼラチン液に生クリームやツナを足せば、クリスマスやお正月の祝いの席にも合う濃厚なひと品に。
自分で作るのは難しいのでは? と思っているあなたへ。今回は牛乳パックで作る簡単レシピをご紹介します!
『チキンときのこのツナテリーヌ』のレシピ
材料(牛乳パック型1個分)
〈具〉
1層 鶏ささ身……2本(約100g)
2層 マッシュルーム……6~8個(約100g)
3層 さやいんげん……4~6本(約30g)
〈ゼラチン液〉
粉ゼラチン……8g
水……大さじ3
にんにくのすりおろし……1/4 かけ分
粗びき黒こしょう……小さじ1/2
塩……小さじ1/2
ツナ缶詰……1缶(140g入り)
生クリーム……1/2カップ
粒マスタード……適宜
塩
バター
牛乳パック型の作り方

500mlの牛乳パックは口を完全に開き、洗って乾かす。側面1面を口まで切り取ってふた用にする。口部分の角2カ所に端から切り込みを入れ、3面を折りたたむ。ホチキスで針の先が外側になるように2カ所留める。ふた用の面は型の大きさに合わせて口部分を切る。
下ごしらえ
・ツナ缶詰は缶汁をきる。
作り方
(1)マッシュルームは石づきを切る。いんげんはへたを切り、長さ10cmに切る。熱湯3カップに塩小さじ2を混ぜ、ささ身を入れて中火で30秒ほどゆでる。さらにマッシュルーム、いんげんを加えて3分ほどゆでる。ともにざるに上げてさまし、水けを拭く。ささ身は一口大に裂く。
(2)鍋に〈ゼラチン液〉の粉ゼラチン以外の材料を入れ、強火で煮立たせる。火を止め、ゼラチンを加えて溶けたら、バター20g、ツナ、生クリームを順に加え、そのつど混ぜる。とろみがつくまで粗熱を取る(とろみがつかない場合、 鍋底を氷水に当てながら混ぜる)。
(3)型をバットにのせ、ふたまわり大きく切ったラップを敷き込み、ゼラチン液大さじ3を流す。具とゼラチン液大さじ3を交互に詰めて3層を作る。ささ身は縦に、マッシュルームはかさを下にして、いんげんは1本ずつすきまをあけながらまっすぐ並べる。残りのゼラチン液を入れる。
(4)別のラップをかけ、牛乳パックのふたをのせる。はみ出したラップをたたみ、輪ゴム2本を横にかける。バットごと冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。逆さにして型から取り出し、4等分に切る(ラップごと切ると切りやすい)。そっと器に盛り、マスタードを添える。
パテのようにバケットに塗って食べるもよし。かわいいマッシュルームと色鮮やかないんげんの断面が食欲をそそります。凝縮されたうま味を、ぜひご堪能ください。
(『オレンジページ』2016年7月17日号より)
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