脂ののった旬のいわしをおいしく食べるなら、
「南蛮漬け」がおすすめ!
夏の疲れにうってつけの
梅を使った、さわやかな酸味が食欲をそそるレシピをご紹介します。
漬けだれのベースを
ポン酢しょうゆにすれば、味が簡単に決まります。シャキシャキとした食感がアクセントになる玉ねぎをたっぷり入れるのもポイントです。
『いわしの梅南蛮』のレシピ
材料(2人分)
いわし……4尾(約400g)
しし唐辛子……1/2パック(8本)
〈漬けだれ〉玉ねぎ……1/2個
梅干し(塩分12%)……2個
ポン酢しょうゆ……1/2カップ
水……1/2カップ
塩
片栗粉
揚げ油
下ごしらえ・玉ねぎは縦に薄切りにする。
・漬けだれの梅干しは種を取ってちぎり、ポン酢しょうゆ、水とともにバットに入れる。玉ねぎを加えて混ぜる。
・しし唐はへたを切り、包丁の先で1カ所切り込みを入れる。
作り方
(1)いわしは包丁でうろこをこそげ、頭を切り落とす。腹側に切り口から5cmほどの切り込みを入れてわたをかき出し、水洗いして水けを拭く。塩少々をふり、10分ほどおいてから水けを拭く。
(2)フライパンに揚げ油を高さ2cmほど入れて中温(170~180℃。乾いた菜箸の先を底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度)に熱し、しし唐をさっと揚げて取り出し、油をきる。続けていわしに片栗粉大さじ1~2をまぶして入れ、返しながら3~4分揚げて油をきる。
(3)いわしが熱いうちにしし唐辛子とともに漬けだれのバットに入れ、からめる。10分以上おいて味をなじませる。

できたての温かいうちはもちろん、
さめて味がなじんだ頃もおいしいですよ。
また、梅干しと玉ねぎ入りの漬けだれは、いわしのほか、あじの三枚おろし、鮭やめかじきなど切り身の魚、鶏肉にもよく合います。それぞれ一口大に切り、片栗粉をまぶして同様に中温の油で揚げ、漬け込めばOK。
お気に入りの食材で、ぜひ作ってみてくださいね。
『オレンジページ』2021年7/17号より
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