〈
高級ホテルのビーフカレー〉
この言葉から、どんなカレーを思い浮かべますか?
濃厚な舌ざわりに、口の中でとろけるほど柔らかく煮こんだ牛肉。こくのある味わいのなかに、ピリッとスパイシーな香り。
想像するだけでうっとりしちゃいますが……、おうちでも再現してみませんか?
少し手間はかかるものの、でき上がりを食べた瞬間の感動はそれ以上! お好みのトッピングで自分流の一皿を楽しんで。
『ホテルのビーフカレー』のレシピ
材料(4~5皿分)
牛もも肉(カレー用)……600g
〈マリネ液〉
玉ねぎのみじん切り……1/4個分
にんじんのみじん切り……1/4本分
セロリのみじん切り……1/4本分
ローリエ……1枚
赤ワイン……1/2カップ
塩……小さじ1
カレー粉……小さじ1
粗びき黒こしょう……少々
玉ねぎのみじん切り……1個分
セロリのみじん切り……1/2本分
にんじん……1/2本
りんご(しんを除く)……1/2個
にんにくのみじん切り……1かけ分
しょうがのみじん切り……1かけ分
カレー粉……大さじ1
カレールウ……2皿分(36~46g)
〈好みでトッピング〉
レーズン(湯でもどしたもの)……適宜
シュレッドチーズ(生食できるもの)……適宜
バター
サラダ油
塩
下準備
・牛肉は、マリネ液の材料を入れたボールに加え、もみ込む。ラップをかけて冷蔵庫に入れ、1時間以上(できれば一晩)漬ける。

・にんじん、りんごはそれぞれ皮をむき、すりおろす。
作り方
(1)口径約22㎝の鍋(厚手のもの)にバター大さじ1を中火で溶かし、牛肉をマリネ液をぬぐって並べ入れる(マリネ液はとっておく)。ときどき返しながら6~7分焼いて、耐熱のボールに取り出す。鍋に水1/4カップを加えて底の焦げをこそげ、肉のボールに入れる。
(2)鍋を拭いてサラダ油大さじ2と、にんにく、しょうがを入れ、中火にかけて炒める。
(3)香りが立ったら、玉ねぎ、セロリ、にんじんと、塩ひとつまみを加え、玉ねぎが薄茶色になるまで15 分ほど炒める
※。
※途中、鍋が焦げてきたら、そのつど水大さじ1をたし、こそげる。(4)カレー粉を加え、1分ほど炒める。りんごと、(1)のマリネ液を加え、4分ほど炒める。
(5)牛肉を戻し入れて水5カップを加え、煮立ったらアクを取る(脂はうまみなので取らない)。弱火にし、ときどき混ぜながら、1時間30分ほど煮る。
(6)全体が約2/3 量になったら火を止める(煮つまりすぎていたら水適宜をたす)。ルウを加えて溶かし、再び中火にかけて2~3分煮る。器に好みのライスを盛り、レーズンとチーズをのせて、カレーをかける。
これは……、まさにホテルの味~!
バターのこくと、りんごの甘み、カレー粉とカレールウを合わせてでき上がった味わいは白いご飯にぴったりです。
牛肉は香味野菜でマリネすることで、よりリッチな味わいに。焦らず、じっくり漬け込んでくださいね。
お手軽なレシピもいいですが、たまには凝ったカレー作りにもチャレンジしてみて♪
(
『#俺たちのオレンジページ いちばん作りやすい 家カレーの正解』より)
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