みずみずしい夏野菜の中でも水分量の多いきゅうり。生でいただいてももちろんおいしい野菜ですが、実は加熱して食べても絶品なんです。
特におすすめなのが
春巻き!皮の「カリッ」とした食感に続いて、加熱されて水分がしみだしたジューシーなきゅうりがジュワッと口の中に広がってくる、ものの数秒で幸せが訪れる一品です。
気になる作り方はこちら。
●「きゅうりと青じその梅春巻き」のレシピ
材料(10本分)
きゅうり 1~2本(約250g)
青じその葉 10枚
鶏ささ身 5本(約250g)
梅干し(はちみつ漬け) 3個
春巻きの皮 10枚
〈水溶き小麦粉〉
小麦粉 大さじ1
水 大さじ1弱
塩
片栗粉
粗びき黒こしょう
揚げ油
【作り方】
(1)
きゅうりをまな板に置き、塩少々をふる。両手でかるく押さえ、ころがすようにこすりつけて板ずりをする。へたを切って長さを半分に切り、縦4~6等分に切る。青じそは軸を切る。ささ身は筋を取って縦半分に切り、片栗粉少々をまぶしてから、塩小さじ1/4、粗びき黒こしょう少々をふる。梅干しは種を取り除き、包丁で細かくたたく。水溶き小麦粉の材料を混ぜる。
(2)
春巻きの皮1枚を角を手前にして置き、真ん中よりもやや手前に青じそ1枚をのせる。ささ身1切れ、きゅうり1切れを横長にのせ、梅肉の1/10量をささ身に塗る。皮を手前、左右の順に折り、くるくると巻く。巻き終わりの皮の縁に水溶き小麦粉を塗って留める。残りも同様に巻く。

(3)
揚げ油を中温
※ に熱し、(2)を3~4本ずつ入れる。こんがりと色づくまで4~5分揚げ、取り出して油をきる。残りも同様に揚げる。好みで斜め半分に切り、器に盛る。
※170~180℃。乾いた菜箸の先を鍋底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度。青じそとはちみつ梅でさっぱり味だから、ちょっと疲れた夏の体にジンワリ染みてくる最高のやつ……。ご飯のおかずやビールのお供など、大活躍してくれそうです。
幸福が臨界点に達する一皿、ぜひお試しください。
(
『オレンジページ』2022年7月17日号より)
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