
2015.10.07
朝晩と冷え込むようになり、体調不良の人や咳でつらそうな人をよく見かける、今日このごろ……(編集部にもチラホラ)。そんな免疫力低下中の人におすすめなのが、野菜の薬膳効果を利用した食べるスープです。旬の野菜のなかでも、とくに効能の強いものを使ったスープを『オレンジページ10/17号』より紹介します。
この時期、いちばん免疫効果が高い野菜は「まいたけ」
「薬膳」とは、中医学の理論に基づいた食材の薬効を利用すること。とくに栄養価の高い旬の食材には、より強い薬膳効果があると言われています。
今回ほしい効能は「免疫力」。この時期にいちばん免疫パワーを持っている食材は「まいたけ」です。風邪やウイルスに抵抗する力を養い、病気になりにくい体を作ってくれます。
そんな免疫機能向上にうってつけの「まいたけ」に、体を温める「ねぎ」をあわせ、さらなる免疫力アップを狙ったスープがこちら。
「刻みまいたけとねぎのミルクスープ」です。
材料&作り方は以下のとおり。
材料(2人分)
まいたけ 1パック(約100g)
ねぎ 1本
玉ねぎ 1/4個
牛乳 1と1/4カップ
洋風スープの素(チキン・顆粒) 小さじ1と1/2
パセリのみじん切り 適宜
オリーブオイル 塩
作り方
1材料の下ごしらえをして、炒める
まいたけ、ねぎ、玉ねぎはみじん切りにする。
鍋にオリーブオイル大さじ1を中火で熱し、ねぎ、玉ねぎを加えてさっと炒める。
ふたをして弱めの中火にし、3~4分蒸らす。
2スープの素を加え、仕上げる
まいたけを加えてざっと混ぜ合わせ、再度ふたをして3~4分蒸らす。
スープの素、牛乳を加えて温め、塩少々で味をととのえる。
器に盛り、パセリをふる。(1人分170kcal、塩分1.1g)
簡単で超シンプル、飲むと体にじわぁ~っと染みわたるスープになっています。
野菜はぜーんぶみじん切りなので、噛む元気がないぐらい弱っていても飲めちゃいますよ。
『オレンジページ10/17号』では、まいたけ以外にも、れんこん、さつまいも、かぶの薬膳効果を使ったスープを掲載。どんどん寒くなり、プチ不調が増える時期ですから、薬膳スープを飲んで、元気に秋の行楽、スポーツ、芸術などなど楽しんでくださいね。
(編集部・稲垣)
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