
2020.04.29
最新号の特集担当が、おのれの舌をしびれさせたレシピをガチで推す! その偏愛っぷりと共にぜひお試しを。
「よ~し、今日はおうちで映画やドラマを満喫するぞー!」というときのお供、何ですか? スナック菓子? チョコレート? はたまたどデカいピザ??
そんな楽しくも悩ましい選択に、ぜひ加えていただきたいのがこちら!
もちもち食感でころりとしたかわいいビジュアル&つまみやすさ抜群の、ポテト界のニューフェイスです。
ポテト系の揚げものというと、想像するのは「サクッ」とか「ほろり」とした食感。でも、これは違うんです! その秘密は「片栗粉」。形を整える前に、レンチンしてつぶしたじゃがいもに、塩、水とともに片栗粉を混ぜ入れるだけ。このほんの少しの工夫が、もちもちの食感を生み出します!
みなさんご存じ、ポテトとのり塩の奇跡のマリアージュ。だれひとり嫌いな人のいない(に違いない)、最高のフレーバーです。青のりの風味に少しの塩けで、もういつまでも手が止まらなくなる無限ループにハマります。気がつけば、器はからっぽ。思わずのり塩味でコーティングされた指をぺろりとしたくなりますが……、どうするかはお任せします。
▼材料(18~20個分)
じゃがいも(小) 3個(約300g)
青のり 小さじ1
片栗粉 塩 サラダ油
▼作り方
1.じゃがいもをレンジで加熱する
じゃがいもは皮つきのままよく洗い、水けを拭かずにラップで包み、耐熱皿にのせる。電子レンジ(600W)で3分30秒加熱し、上下を返してさらに3分加熱する。
2.じゃがいもをつぶし、成形する
じゃがいもが熱いうちに、やけどに注意しながらぬれぶきんなどで包んで皮をむき、ボールに入れてフォークでしっかりとつぶす。片栗粉大さじ2と1/2、塩ひとつまみ、水大さじ2を加え、スプーンでよく混ぜ合わせる。全体がなじんだら、1/18~1/20量ずつ丸める。
3.揚げて仕上げる
フライパンにサラダ油を高さ1cmほど入れて中温(170~180℃。乾いた菜箸の先を底に当てると、細かい泡がシュワシュワッとまっすぐ出る程度)に熱し、【2】を入れる。ときどきころがしながら、こんがりとするまで4分ほど揚げて油をきる。ボールに青のりと、塩小さじ1/4を入れて混ぜ、ポテトを加えてまぶす。
ミニサイズなので、揚げるときの油の量が少なめなのもうれしいポイント。アツアツのうちも、少しさめてもっちり感が増した状態も、どちらもGOOD。のり塩味があとを引いて、いつまでも食べていたくなっちゃいます……。
おいしさのあまり食べるのに夢中になって、肝心の映画やドラマの内容がわからなくならないように、ご注意ください★
料理/榎本美沙 撮影/澤木央子 文/編集部・平
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