
2015.07.20
結婚13年目、二度の流産を乗り越え、このたび元気な男の子を出産された森三中・大島美幸さん。その妊活のすべてが一冊の本になりました。
それが、「森三中・大島美幸の 日本一、明るくまじめな妊活本!」。
今回はその製作秘話から大島さんの「妊活」にかける思いをお伝えします。
健康雑誌『からだの本』で「大島美幸の妊娠力向上委員会」を連載していた大島さんに、「いつか妊活本を作りませんか」とお願いしたときは恐る恐るでした。
華々しくスタートした「大島美幸の妊娠力向上委員会」。
妊活休業中もこの連載は続行。
妊活というのは、がんばったところで、妊娠できるとは限らないし、お仕事の関係で妊娠の時期も調整が必要。また、人を笑わせることが仕事の芸人にとって「妊活」は少し堅いテーマ……。その頃すでに人気芸人だった大島さんにはリスクの高いオファーです。
それなのに、大島さんは「やりたい!やりましょう!」と力強く引き受けてくださいました。そこにあったのは、大島さんの「妊活仲間への熱い想い」でした。
「妊娠したい人の本当に役に立つ内容にしたいんです。タレント本じゃなくってもっと身近な。まじめだけど、深刻じゃなくって、読んだ人が、自分でも取り入れたいな、楽しそうだなって思ってくれるような……。そういう妊活本って今までなかったんです!」
その声を受け、第一章では、子宝ヨガや授かり骨盤体操など、おうちでできる妊娠力アップケアを収録。
「妊活はネットで調べることが多いけど、ネットって、こっちを怖がらせるような情報や根拠のない情報もあるし……。だから、きちんとした専門家の先生方に正しい情報をわかりやすく解説してほしいんです」
というわけで、第二章は専門医による不妊治療の基礎知識のページに。治療にかかるお金の話や、女性不妊につながる病気のチェック、男性不妊についてなど、大島さんから出た素朴な疑問を中心に構成しました。
大島さんたっての希望で「妊娠力と体形の関係」について解説したページも!
そして、そのスピリットは表紙のデザインにもあらわれました。
「私がやさしく微笑んでるような、しっとりしたデザインにはしたくないんです。妊活休業を発表したとき、気の毒そうに接してくる人もいて、それって違うよな、って思ったんです。だって、愛する人との赤ちゃんを迎えるための活動って、すごくめでたいことじゃないですか。だから、『妊活』って明るくて前向きなことなんだ、って伝わるようにしたいんです」
そこから、こんな底抜けに明るい表紙になりました。
じつは、表紙のカットを撮影したのは妊娠8カ月のころ。
そのアイディアひとつひとつが、二度の流産をし、それでも立ち直って妊活に励んできた大島さんにしか思いつくことのできない、同じ妊活仲間のことを想った提案でした。
こうして、タイトル通り、「日本一、明るくまじめな妊活本」は誕生しました。
妊活中のみなさんのお役に立てますように……。
大島さんの熱い想い、ぜひ書店でご確認ください!
編集担当・清
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