「ワンタッチで開閉できる傘が欲しい」と子どもに言われ続けて早半年。ネット通販で探してもまあまあ値が張ったため、しり込みしてきましたが、手ごろな価格でおしゃれなアイテムがそろうDAISOの新業態『StandardProducts(スタンダードプロダクツ)』でシンプルな1本を見つけました!
●自動折り畳み開閉傘 1100円/スタンダードプロダクツ
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合がございます

サイズは30㎝弱。ランドセルや通学用サブバッグやもちろんのこと、子どもの手にも扱いやすいサイズ感。大人の通勤カバンにもおさまりやすいといえそうです。
思春期に突入してからというもの、「かっこいいのは黒」と黒推しな男児ですが、日が落ちてから差して歩くには、黒い傘はドライバーなどから見えづらいため、グリーンを選びました。

このボタンを押すと開くだけでなく、閉じることもできるらしい。便利な世の中になりましたね、とは昭和世代(私)のつぶやきです。
さてワンタッチで自動開閉できる傘を子どもが望んだ理由は、
大荷物を持っているときの片手での操作のしやすさと、雨の日の車の乗降時のときの便利さからでした。
スポーツ系の部活で何県もまたぐような遠征が非常に多く、泊まりもある。移動ばかりのスケジュールをこなす彼。
雨の日に、車やバス、電車の乗り降りのたびに自分の上半身より大きそうなバッグを抱えながら傘をさすのがままならず、練習や試合前から濡れてしまう姿を見ていると、こちらとしても少々かわいそうでもありました。

この傘があれば、親子ともに雨ニモ負ケズ、元気に遠方へ出かけられそうです。
ほら、こうやって傘を持った手だけ外に出し、ボタンを押すと、傘が開きます。ここまで傘を持っているほうの手しか使っていません。

自分自身が表に出る前に、ワンタッチで頭上に傘を開いたら、濡れる面積が狭くてすみます。

乗り込むときは、傘を開いた手を表に残したまま、車に乗り込んでから、やはりワンタッチで傘を閉じることができます。
「これをやりたかった!」と子どもは感動しきり!
着ているものにつく水滴量がぐっと減ったのと同時に、こちらも、車のシートやダッシュボードなどのダメージを思い、げんなりすることが減りました。

雨の夜、駅から帰宅する子どもを撮影してみました。街頭の下だとこんな感じです。
やはり緑にしてよかったです。オレンジや黄色もあったので、小学生にはより目立つそちらの色を選んであげるといいかもしれませんね。
Standard Productsのワンタッチ開閉傘があれば、雨の日でも晴れやかな気分で過ごせるのではないでしょうか。
この記事を書いたのは……
中嶋茉莉花
フリーランスエディター。大手出版社勤務後、独立。ファッション編集部出身だが、最近はライフスタイル企画を中心に、食企画も多く担当。仕事を通して出会う方々のすまいやキッチンで見つけたアイデアを参考にして、100円ショップでは重箱の隅をつつき、高見えするグッズを探しています。