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季節を楽しむ料理編集者・藤岡操さんの自由きままな「旬レシピ」
藤岡操さんの料理モットーは「旬を逃さず味わいたい」「軽やかに楽しみたい」の2つ。とにかく気分優先(笑)、思い立ったら作る! むずかしいことはなし、材料も工程もシンプルな「操さんの気ままな旬レシピ」を楽しんで。

さつまいもの最高の食べ方。カリほく『さつまいもバターシュガーガレット』のレシピ

2024.10.25

旬の食材について。 今回は、秋になると無性に食べたくなる、さつまいもでガレットを作ることにしました。じつは先日、お土産でいただいたガトーバスクがあまりにもおいしくて! ガトーバスク※気分のさつまいもガレットを作ろう、と思い立ったのです。
※フランス・バスク地方の郷土菓子で、サクッとしたクッキー生地の中にしっとりとしたペイストリー生地やチェリーを入れて焼き上げたもの。

バターをたっぷり使って、さつまいもはレンチンしてからかるくつぶして、表面に砂糖をまぶして焼いて、結果は……大成功! 表面の砂糖が溶けてツヤツヤのカラメル状に。焼きたてを思わずつまみ食いすると、外はところどころサクッとしていて中はほっくり、ほろり。「おっ! 本当にさつまいも味のガトーバスクっぽいんじゃない?」というのはちょっと大げさですが、とにかくおいしくできました。

甘いバターの香りに誘われたのか、最近さつまいも(正確にはスーパーの焼きいも)にハマっている夫がやってきて、つまみ食いしてひと言。「なにこれ、おいしい。散歩途中で食べたいから1つ包んでくれる?」私は思わずガッツポーズ!

『さつまいものバターシュガーガレット』のレシピ

材料(作りやすい分量)

さつまいも……1本(200g)

〈A〉
小麦粉……大さじ3
さとうきび砂糖……大さじ1
水……大さじ3

バター……15g
さとうきび砂糖……大さじ1

作り方

(1)さつまいもを切る
さつまいもは洗って1cm角に切り、2分ほど水にさらして水けをきる。

(2)さつまいもを加熱し、つぶす
耐熱のボールにさつまいもを入れてラップをかけ、電子レンジ(600W)で6分加熱する。熱いうちにスプーンなどでざっくりとつぶし、Aを加えて全体を混ぜる。

(3)焼き色がつくまで焼く
フライパンにバターを入れて中火にかけ、(2)を1/6~1/5量ずつまとめて平らにして並べ入れ、さとうきび砂糖を均等にかける。焼き色がついたら裏返し、フライ返しでぎゅっと押さえてつぶし、砂糖が溶けて焼き色がつくまで2〜3分焼く。

操さんおすすめアレンジ
「クリームチーズ&レモンを添えてワインのお供に」

焼きたてをつまみ食いし、残りはワインのおつまみに。さめるとさつまいもらしいほっくり感が増してきます。そこで、クリームチーズを添えて粗びき黒こしょうをふり、レモンをひと絞り。レモン&クリームのさわやかさ、甘じょっぱさがとてもいい! 秋の夜長、白ワインのお供にいかがですか?
次回は「さつまいもアリゴ&さつまいもの皮チップス」です。お楽しみに!

PROFILE
藤岡操(ふじおか・みさお)

編集者、栄養士、フードコーディネーター。
釣り雑誌の編集部、フードカタログの編集部など、出版社勤務を経て独立。雑誌、書籍、WEB、広告の仕事に携わる。著書・編著書に『ごはんに化ける ズルイおつまみ』(二見書房)、『ワインに合うおうち×レシピ123』『ビールおつまみ123』『毎朝が楽しくなる! 朝ごはん』『ご当地おつまみ人気レシピ』『一冊まるごとパクチー本』(すべてエイ出版社)などがある
X:https://x.com/fujiokamisao
Instagram:https://www.instagram.com/misao_fujioka/


『季節を楽しむ料理編集者・藤岡操さんの自由きままな「旬レシピ」』月2回更新・過去の連載はこちら

料理・写真・文・イラスト/藤岡操

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