全国のおいしいもの好きさんが集まり、日々楽しいブログを発信している「
オレペエディター」。
そんなオレぺエディターのみなさんは、今年もさまざまな梅仕事を楽しんでいたようです。
手間ひまかけた梅の実が、じんわりと味わい深くなっていく様子を眺めるのもまた一興。そのていねいな手仕事をのぞかせてもらいました!
なかでも「マネしたい!」と思った、
甘酢梅、すぐ飲める梅シロップ、ぬか漬けを紹介します。
祖母から受け継いだ『甘酢梅』

梅仕事が初夏の恒例家族行事だという、梅の里生まれの
管理栄養士・菱沼 未央さん。
いちばん好きな梅レシピは『おばあちゃんの甘酢梅』。青梅2kgを4Lのびんたっぷりに漬けこみます。

青梅を洗って水けをしっかりと拭き取ったら、竹串やつま楊枝でへた(なり口)を取り、梅に割れめを入れペティナイフで種を取り出します。
あとは梅と砂糖を交互に入れ、酢を回し入れ、砂糖で表面をおおえばOK。
1日1回びんをふり、全体をなじませ、水がしっかりあがって梅のえぐみが消えたら、菱沼さんのおばあさん直伝〈甘酢梅〉の完成です!

圧巻のビフォーアフター……!
甘酢梅のほかにも、梅シロップ、梅ビネガー、梅ジャムなどなど、たくさんの梅を仕込むのだそう。
ぜひこれからも、末永くご家族で作り続けてほしいですね。
>>管理栄養士・菱沼 未央さんの記事&レシピはこちら
作った翌日に飲める『梅シロップ』
はな/おうちごはん研究家さんは梅シロップ作り。なんと作った翌日に味わえるらしく、すぐに楽しめるのはうれしい!

梅は洗ったらへたを取り、しっかりと水けを拭き取ります。その梅を保存袋に入れ、24時間冷凍。
鍋に冷凍した梅、氷砂糖、砂糖、水を入れ、火にかけて沸騰したら弱火にしてコトコト。アクが出てきたらそっとすくい、15分経ったら火を止め、粗熱がとれて清潔な瓶に移せばでき上がりです。
砂糖には島ザラメを使うのがはなさん流です!
梅シロップの使いみちはいろいろ。梅ジュースにお湯割りに、梅サイダー……etc. アレンジを考えるだけでわくわくしますね!
>>はな/おうちごはん研究家さんの記事&レシピはこちら
ぬかのうまみが広がる『ぬか漬け』

ぬか漬けアーティストの
ぬかこさんは、梅仕事前にちょっとひと手間。梅干しを作る前の青梅を、2~3個ぬか床に入れるのだそうです。
梅エキスがぬか床の風味を豊かにし、殺菌効果によってぬか床の調子を保つんだとか!

漬けた梅はというと、実はやわらかくなり、ぬかのうまみとさわやかな酸味があわさって絶妙な味わいに。ぬか床のおかげで毒素が抜け、そのまま食べることができます。
漬け方はとっても簡単。青梅2〜3個のへたを取り、洗って水気を拭きとったらそのままぬか床に入れるだけ。3カ月後から食べられるのだそうです。
いや~味が気になります! 暑くなるとぬか床も傷みやすいので、一石二鳥ですね。
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