光を放っているかのごとくつややかな肌の持ち主、美容家の
藤井明子さん（藤子さん）。“奇跡の43歳”とも呼ばれる彼女に、内側から輝くような美しさをかなえる秘訣をうかがう新連載がスタートします！
第一回は藤子さんご自身の『スキンケアルーティン』について。「40歳からでも遅くない、今日から始めることが大切」だという、藤子さんのきれいの“もと”とは？
美肌の原点は「めんどうだったから」!?
藤子さん流スキンケアルーティーン
驚くことにふだんは〈ノーファンデ〉を貫く彼女。その理由はなんと
「ファンデーション塗るのがめんどくさすぎて（笑）」。ファンデーションを塗らなくてもいい肌になればいいんだと30歳になったころに美容に開眼したと話します。
「かなりのめんどくさがりで、メイクにかける時間があるならスキンケアに時間かければいいのでは？ と思ったのがきっかけです」
「お金をかけなくても〈手間ひま〉をプラスしただけで肌が変わる実感ができたので、モチベ―ションになりました。
一日二日ではどうにもならないけれど、続けていると必ず結果が出る、『やっててよかったこと、ナンバーワン』です」
藤子流スキンケアルーティン
（1）洗顔
「洗顔はじつは奥が深く、しっかりと洗えていないことはもちろん良くないですが、洗いすぎも肌の調子を悪くする原因のひとつ。私は凝りすぎてその日のメイクの濃さによってクレンジングを変えています（笑）。洗浄力の強い順に、オイルクレンジング、ジェルクレンジング、ミルククレンジングを使用して、クレンジングの後は泡洗顔を必ずしています」
（2）導入美容液
「私は保湿に命をかけているので（笑）、化粧水が浸透しやすいよう肌を柔らかくするために、導入美容液はマストで使っています。
スキンケアはしっかりしているのに、何だか調子が今ひとつ上がらない、、と感じていたらぜひプラスして欲しいアイテムです。肌がまっさらな状態で塗るものはとても大事だと思っています」
（3）化粧水
「化粧水は、顔と首まで、手のひらでやさしく押し込んでいきます。
指先が吸いつき、肌の表面がひんやりとしたと感じたら、しっかりと浸透した合図。化粧水をしっかり浸透させることはちょっと面倒ですが、
やるのとやらないのでは全く違う！ プラス数分でアイテムも使わずにできて、こんなに効果的なことはありません」
（4）クリーム
「仕上げに、浸透させた水分が逃げていかないようふたをするクリームを首まで均一に広げます。
どのアイテムも〈適量〉使うのが重要。ほおから耳のほうに手のひらをすべらせ、そのまま首から鎖骨へとリンパに沿って老廃物を流すイメージで塗るようにしています。朝は紫外線や花粉など日中の肌への刺激となるものからガードしてくれるようなクリームを、夜は重めで、朝までしっかりクリームが残るようなものが好みです」
洗顔後の、導入→化粧水→クリームという3ステップは基本的に朝も夜も変わらないそう。スキンケアは毎日の歯磨きと同じように
「ルーティンに組み込める使いやすさ」を条件に選んでいるという藤子さん。そんな藤子さんが選ぶルーティンアイテムとちょっとしたスペシャルケアアイテムをご紹介します。
乾くひまを与えない導入美容液
『FATUITE ブライテスト ファーストエッセンスa』
藤子さんがディレクターを務めるスキンケアブランド「FATUITE」の代表商品で、洗顔後のまっさらな肌に直接吹きかけられる
スプレー式のジェル状美容液。スプレー時の圧でジェルが液体に変わって素早く浸透し、瞬時に透明感を感じられます。
「お風呂上がりや洗顔後、
肌に乾くすきを与えないようさっと吹きかけて使えるのが便利。これだけで15分くらいしっかり保湿をしてくれるので、その間にお子さんの着替えなどをする時間も確保できます。ついつい自分のことを後回しにしてしまうママにも強い味方にもなってくれるはず。
洗顔後のまっさらな肌にこそ、欲しい成分を入れたいので、エイジングケアをしながらお肌に透明感がほしいならとりあえずこれ！ ブースター効果が高く、次に使う化粧水の入りもよくなります」
毛穴レスに近づく
『dr365 V.C. セラムインローション』
「ビタミンCの入った化粧水が、すみずみまで浸透します。オイルと2層で肌なじみがよく、使うと肌が柔らかくなるんです。
使いつづけると毛穴レスな肌に近づけてくれます。効果は高いのに手にとりやすい価格帯で、使いつづけやすいところも魅力」
おすすめプラスワンアイテム！
1/2の化粧水で驚くほど潤う
『シルコットうるうるコットン40枚』
「
これに勝るコットンはないと思っているほどの、最強アイテムです。2枚1セットになっていて、2セット分にひたひたになるくらい化粧水をしみ込ませてパックに使っています。パックするのはおでこ、両ほおから鼻にかけてと、あご。乾燥小ジワが出がちな目の下も浮かないようにしっかりはりつけるようにしています。たいていは、着替えや髪を乾かしながらの『ながらパック』。乾く前にはがすのもポイント。
手持ちの化粧水でいまいち保湿感が得られていないと感じているかたはコットンパックをしてみるのがおすすめです」
シルコットうるうるコットン40枚 税込み280円前後（店頭想定価格）
ふくんだ化粧水を残さずお肌に送り出し、いつもの１／２の化粧水でも驚きのうるおいに。
商品情報はこちらお客様相談センター 0120-573-001
スキンケアで大事なのは「絶対的に保湿！」
「乾燥はすべての肌荒れの根源。自分の
スキンケアにイマイチ自信がないかたは、とりあえずいつもよりていねいに保湿してみて！ とお伝えしたいです（笑）」と藤子さん。 保湿がおろそかになると、美白、シワ対策などの美容効果も発揮されなくなってしまう場合もあるそう。「私は脂性肌だから」と乳液やクリームを塗らないという声も耳にしますが、じつは保湿がたりずに乾燥によって皮脂が多く出ているケースが少なくありません。美容カウンターなどで無料で肌診断が受けられるところもあるので、自分の肌を知るところから始めるのもおすすめ。
自分に合うスキンケアアイテム選びのコツ
藤子さんの考えるアイテム選びのコツは、
①使い続けられる使用方法やテクスチャー、②使い続けられる価格帯、③使い続けられる効果感の3つ。
毎日のルーティンに組み込める手軽さやお手持ちのスキンケアとの相性確認の①、スキンケアは何本か使い続けることで効果を感じやすいので②も無理をしないこと、③は使った瞬間、翌日の肌感、1本使用した時の変化などを覚えておくことが大事。①はサンプルなどでも判断することができますよ。
スキンケアを頑張ってみたい！ と思い立ったらつい「高い美容液を使わなきゃ！」「スペシャルケアをしなければ！」などと考えがち。でも大事なのは
「今すぐに始めること、そしてそれを続けること」と藤子さん。
筋トレと同じように、ほんの数日特別なことをしただけでは、頑張った感は得られてもその効果は得られません。
まずはお手持ちのアイテムを使って、毎日、少しだけ時間をかけて丁寧にスキンケアしてみるだけでも違ってくるはずです。そこから探究心が出てきたら、新しいアイテムを探す旅に出てみると良いのではないでしょうか。
藤子さんは肌が変わっていくのを実感するたび「幸福感があります」とも。スキンケアは楽しんだもの勝ちですね！
藤井明子／ふじいあきこ 〈FATUITE〉ディレクター、美容家
航空会社勤務を経て、現在インフルエンサー・モデルとして活動する1981年生まれの43歳。 “奇跡の43歳”と呼ばれ、美容メディアや雑誌を中心に活動中。 2021年に自身のスキンケアブランド〈FATUITE〉を立ち上げ、ディレクターを務める。 自身のインスタグラム(@fujiko0207)では、日ごろのスキンケアやメイク情報を発信。 「藤子」の愛称で親しまれ、透明感のある肌とその飾らないキャラクターにファンも多い。
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