薄着になる夏こそ、「ぽっこりおなかが気になって……」という人も多いのでは? 夏は冷たい麺など手軽なものですまし、食生活がかたよって脂肪が燃えにくい体になっている可能性も。そんな人におすすめなのがMCTオイルの主成分「中鎖脂肪酸」をとりいれること! いつもの料理にMCTオイル小さじ1/2かけるだけと、とっても簡単で続けやすいですよ。
夏は麺類やワンプレートですむご飯ものなど、とにかく手軽な食事が増えるもの。分子栄養学による健康管理とダイエットにくわしい齋藤真理子先生によると、炭水化物メインの食事にかたより、体脂肪が燃えにくくなっている可能性があるのだとか。
「代謝エネルギーを上げるためには、麺類、ご飯などの炭水化物だけでなく、たんぱく質、野菜などが欠かせません。なかでも、体に不可欠な三大栄養素の炭水化物、たんぱく質、そして良質な脂質を意識して、バランスよくとることが大切。脂質としてMCTオイルをとりいれれば、MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸によってBMIが高めのかたのウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが期待できます。たんぱく質と炭水化物のバランスを意識した食事と組み合わせることが大切で、食事が整うと代謝がアップするんです」とのこと。とり方のコツや、おすすめのメニューをきいてみました!
MCTオイルは無味無臭なので、どんな料理にかけても味に影響しません。麺類やご飯ものはもちろん、サラダや肉料理、スープ、ヨーグルトなどに、小さじ1/2程度さっとかけるだけと、手軽に続けられるのもポイントです。冷たい料理から温かい料理まで、かけるものを選びませんが、揚げ油、炒め油に使用するのはNG。 調理ずみの料理にかけて使用しましょう。
ラクだけど、炭水化物の割合が高くなりがちなご飯&麺メニューは、ご飯や麺などの炭水化物を控えめにし、その分たんぱく質をプラスしてMCTオイルをかければ、バランスのよい食事になります。そこで「かけオイル」にぴったりなご飯もの&麺メニューを紹介。麺はかけたオイルがすべてとれる、汁けの多すぎないメニューにするのもポイントです。
温かいご飯に、たんぱく質たっぷりの納豆とゆでた鶏ささ身を裂いたもの、そしてオクラの小口切りをトッピングし、食べる際にMCTオイルをかけるだけ。オクラは、消化促進、整腸作用の効果も期待できます。そのうえ、発酵食品である納豆で腸活できるのもうれしい!
温かいご飯にプロセスチーズの角切り、削り節、しょうゆ、そしてMCTオイルを混ぜておにぎりに。プロセスチーズと削り節でたんぱく質を補えるだけでなく、MCTオイルでご飯がしっとりとして絶品です。ここに、豆腐や油揚げ、野菜などの具だくさんみそ汁を添えれば完璧!
冷たいうどんにトマトやレタスといった夏野菜、たんぱく質とビタミンB群が豊富な豚肉のしゃぶしゃぶをのせ、MCTオイルをかけて。夏野菜には、体の調子を整えるビタミンなど、夏を元気に過ごすための栄養素が豊富。オイルと生野菜サラダの相性も抜群です。
冷たいそばにとろろ、卵黄、油揚げ、ねぎをのせ、MCTオイルをかけるだけ。かけつゆとMCTオイルが一体となって、つるんといただけます。卵黄と油揚げでたんぱく質をプラスしつつ、食物繊維豊富なとろろの栄養成分が消化吸収や血糖値の急激な上昇、便秘やむくみの解消をサポートしてくれます。
「日清MCTオイル」のMCTとは、中鎖脂肪酸の油ということ。一般的な植物油(LCT:長鎖脂肪酸油)と比べて脂肪酸の長さが約半分になります。MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸は短時間でエネルギーになること、またBMIが高め(BMI23以上30未満)の人が、一日2g(小さじ1/2)を継続摂取すると、脂肪代謝に関与する作用で、体脂肪や内臓脂肪、ウエストサイズを減らすことが確認されています。
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