和菓子作家 坂本紫穗の 
手作り こどもわがし

2025.02.10

お豆腐もち【和菓子作家・坂本紫穗の〈手作りこどもわがし〉】

絹ごし豆腐で作る、プルプルお豆腐もち♪


冬の寒さにも負けず、おかげさまで娘は毎日絶好調。
日に日に意志も強くなり、自分の気持ちをしっかりと伝えるようになってきました。
もちろん、「イヤイヤ」もしょっちゅうです。


年末年始にクリスマスやお正月の集まりが多かったせいか、最近の娘のお気に入りは“パーティ”。
自作の粘土料理をふるまったり、風船を飾ったりして、おもてなしをするのが楽しいようです。
家じゅうが風船だらけのときもあります(笑)。

さてさて今日も、そんな娘といっしょにおやつ作りをしたいと思います。


今月は絹ごし豆腐を使った『お豆腐もち』
材料は豆腐・片栗粉・砂糖・きな粉だけの、電子レンジを使ったシンプル&簡単レシピです。
豆腐のやさしい風味と、わらび餅のようなプルプル食感をお楽しみください♪

「お豆腐もち」のレシピ



材料(3人分)

絹ごし豆腐……200g
片栗粉……25g
上白糖……30g
きな粉……15g程度

作り方

1 豆腐をなめらかにする

耐熱のボールに豆腐を入れて、スプーンやゴムべら、泡立て器などでつぶすように混ぜる。
できるだけなめらかなペースト状をめざす。
協力して混ぜ混ぜしましょう♪


2. 片栗粉と上白糖を入れる

豆腐のボールに片栗粉と上白糖を入れて混ぜ合わせる。
このときもできるだけなめらかに。


3 電子レンジで加熱する

ラップをせずに電子レンジ(600W)で2分加熱したあと、生地が均一になるように練り混ぜる。

この後は「電子レンジ(600W)に1分かけて、練り混ぜる」を4回くらい繰り返す。
加熱するごとに少しずつ固まってきます。
※豆腐(メーカー)によって堅さに差が出ます

透明感が出て、プルンとしっかりした堅さになったら加熱終了。
お豆腐のつぶつぶが残っていても大丈夫です^^



4 粗熱を取る

ボールごと常温に30分くらい置いて粗熱を取る。 (熱い状態だとスプーンですくいにくいので、人肌くらいまでさますのがおすすめ) できるだけ早く食べたい! という場合はこのように鍋などに水をはってボールごと冷やしましょう。
水をこまめに替えれば、より早くさめます。


5 きな粉をまぶす

深めの皿やボールにきな粉を入れておき、
水でぬらしたスプーンでお豆腐もちをすくって、きな粉の中に落とす。
(スプーンを2本使うとやりやすいです)

お豆腐もちにきな粉をたっぷりまぶしたら完成!


小さく切って……


いただきま~す。


パクッ!


お子さんの年齢に合わせておもちを小さくカットして安全に食べてください。
お好みで黒みつをかけるのもおすすめです^^

この『お豆腐もち』も娘のお気に入りおやつになりました!
気軽においしく大豆のたんぱく質もとれる、うれしいおやつ。
ぜひお試しください。



坂本紫穗(さかもと しほ)

和菓子作家。「紫をん」の名でオーダーメイドの和菓子を作品として制作・監修。日本国内および海外で和菓子教室やワークショップ・展示・レシピの開発を行う。素材や色、表現方法にこだわった作品が人気。

紫をんweb  https://shiwon.jp
紫をんInstagram https://www.instagram.com/shiwon.wagashi/


バナー撮影/有賀 傑 料理・撮影・文/坂本紫穗 

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