ゆでるだけで食べられるし、「畑の肉」と言われるほど良質なたんぱく質を含んでいて栄養も満点。大人のおつまみにはもちろん、こどものおやつや補食にもぴったり。
こんなに手軽にお酒好きのパパママも育ち盛りのこどもも、喜んで食べる野菜って意外にない……と思うくらい、夏の食卓に欠かせない心強い食材です!
枝豆といえば「塩ゆで」が定番ですが、もっとおいしく、しかも簡単に楽しめる方法があるんです!
それは「焼く」こと!
焼き枝豆

味がぎゅっと濃くなって焼いた香ばしさも加わり、いつもの塩ゆでとはひと味もふた味もちがったおいしさに! しかも、炒めるだけでお湯を沸かさなくていいので、暑い夏にはうれしい調理法なんです。作り方を見ていきましょう!
1 枝豆のさやを枝から切り離す

枝豆は、豆ぎりぎりの位置でさやを枝から切り離します。こうすることで、あとから加える塩水が切り口から入り、豆に塩味がしっかりつくんです。枝つきでないものも、同様に片側に切ってくださいね。
2 フライパンに枝豆を広げて焼く

フライパンにサラダ油を中火で熱し、枝豆を広げます。焼き色がつくまで両面をよく焼いて……
3 塩水を加えて仕上げる

塩を溶かした水を全体に回しかけ、水けがなくなるまで炒めれば完成!
この焼き方だと、酵素が活性化する50℃前後でゆっくり加熱されるので、酵素の働きででんぷんは糖に、たんぱく質がアミノ酸になります。塩ゆでより甘みとうまみが引き出されるので、ちょっとびっくりするほどおいしくなりますよ。この方法を知ってから、わが家では枝豆は「焼き」一択!
最後にとっておきのアレンジをひとつおまけでご紹介♪
焼き枝豆 バターしょうゆ味

塩水を加えて水けが少しとんだら、バターとしょうゆを加えて、汁けがなくなるまで炒めます。こどもも大好きな味で、香ばしいバターとこくのあるしょうゆ味がたまりません~! 1日の終わりにこれとキンキンに冷えたビールがあれば、暑い夏も子育て&仕事に元気にがんばれそうです♪
ぜひお試しくださいね!
『こどもオレンジページ No.4』より